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流れ星  作者: 空白
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流れ星 最終章

 ~雪の子~


朝目を覚ますと同時に女の子はお母さんのところへ向かいました。

お母さんは朝御飯を作っていました。

夢の出来事を聞いてもらおうと思い話しかけます。



「朝御飯食べ終わったらお話聞かせてちょうだい。」

一緒に食べましょ?とせっちゃんに朝食を食べるように促します。



女の子は夢のお話を始めました。

最初はね綺麗な森から始まってね。

母親は女の子の物語を静かに聞きました。


時に驚き、時に頷き、時に微笑み。

女の子の大冒険は、小さい頃を思い出すような素敵なお話でした。


そして、お母さんお母さんと甘える女の子が、お姉さんになろうとしているそんな小さな成長が幸せに思えました。




「お母さん!元気になるドングリがポーチに残ってたよ!」

「あらあら、それは夢のお話の物でしょ?」

「うん!でも入ってたの!ねぇねぇお庭に植えてもいい?」

「…。どうしようかしら?」

「いいでしょ?ちゃんとお水もあげるもん。」

少しだけ頬を膨らませてお願いする女の子。


「そうね。お母さんも一緒に植えてもいい?」

「うん!一緒に植えよう!」

「ふふ♪どんな木が育つかしらね?」

「じぁじゃぁお父さんには秘密ね♪」

「あら。それは楽しそう♪パパ驚くかしら?」

「果物の木ができたら驚くよ!!」

嬉しそうに答えます。







冬空に




星が流れる




雪の子を見守るかのように。





お読み頂きありがとうございました。

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