第4話:生存の代償、残酷な朝
目を固く閉じて性器を口に含んだエスターが震えた。
性器を飲み込んだ頭がそれ以上進めなかった。先端だけを口に含んでも口の中がいっぱいになった。 それ以上飲み込んだら喉まで突き抜けてしまう。 震えるエスターが吐き気に唾液を垂らした。
一方カルツェンは湿って温かい口が性器を包んでいるのが気に入ったのか、眉間をしかめてエスターの頭頂部を掴んだ。 指で髪をしっかりと掴んで固定し、エスターが反抗する間もなく腰を動かして喉の奥まで性器を突き込んだ。
ぐえっと音が漏れ出たが、カルツェンは気にしなかった。 一方の手でエスターの頭頂部を掴んで振り回しながら、彼はベッドの上部に置かれた酒瓶を取り上げた。 下ではエスターの口を掘り進みながら、カルツェンは酒を飲んだ。 清らかで強い酒のせいか、エスターの呻き声のせいか、彼の目がとろけていった。
「うっ……! ふうっ…ぐえっ……!」
下でエスターは死にそうだった。 喉の奥深くまで遠慮なく突き刺す性器はますます硬くなり、体積も増していった。 亀頭が喉の奥まで刺さっては素早く引き抜かれ、口蓋を擦ると滑らかな感触とともに生臭い味が舌に感じられ始めた。
性器を飲み込みたくなくて唾液がだらだらと流れ、唇と性器を濡らした。 性器の先端から出た生臭い液が抽挿するたびに唇に粘りつき、輝きを帯びた。
エスターは涙を流しながら、この時間が早く過ぎるようにと切に願った。 性器がある程度勃起すると、カルツェンはエスターを解放した。 エスターはすぐに離れて、ゴホゴホと咳き込みながら嘔吐しそうになった。
世界で最も嫌なものを口に含んだ人のように顔が嫌悪で歪んでいた。 その顔が気に障ったカルツェンは髪を掴んでエスターをベッドの下に投げ飛ばした。
頭皮が裂けるような痛みにエスターが悲鳴を上げながら床に落ちた。 ドスンという音がして、彼女が呻きながら体を丸めた時だった。 カルツェンがベッドの下に降りてきて、エスターの体に馬乗りになった。
驚いたエスターが手足をばたつかせながら悲鳴を上げると、カルツェンが容赦なく平手打ちをした。
「ぎゃあ……!」
目の前が真っ白になったような感覚だった。 悲鳴も上げられず、エスターは震えた。 頬を一度叩かれただけで唇が裂けて血が飛び散った。
その衝撃でエスターが大人しくなると、カルツェンは彼女の太ももを掴んで間に位置を取った。 硬くなった性器は血管が浮き出て先が湿っていた。 エスターの唾液ですでに濡れていた性器を乾いた陰部に擦りつけたカルツェンがそのまま腰を前に押し出した。
「あうっ……!」
「じっとしてろ」
甲高い悲鳴が上がった。カルツェンは潤いのない乾いた穴に力任せに突き進んだ。 とても痛かった。エスターが尻を後ろに動かして逃げようとした。
陰部がカラカラに乾いている上に、もがく体のせいで挿入がうまくいかず、カルツェンの顔が歪んだ。 再び平手打ちをしたが、エスターは一瞬怯むだけで、下半身に感じる痛みに体を硬直させるだけだった。 挿入はようやく亀頭の先を含む程度で、それ以上の進展はなかった。
早く挿入して動きたいのに、抑えきれない欲望にカルツェンはベッドの上を転がっていた酒瓶を手に取った。 飲みかけの強い酒が残っていた。
「はぁ……。う…うぅ……」
カルツェンの腰が後ろに引かれ、性器が陰部から抜けると、エスターは体を震わせながら安堵した。 涙がこぼれ落ちて頬がびしょびしょになった。 涙でぼやけた視界にカルツェンが酒瓶のキャップを開けるのが見えた。
再び酒を飲もうとしているのだと思ったエスターは、それが涙が出るほどありがたかった。 しかし、カルツェンはキャップを口に運ぶ代わりに、エスターの太ももを膝で押さえつけた。 そして、エスターが痛みにもがく前に、酒瓶の中の酒を陰部に注ぎ始めた。
エスターの体が跳ね上がったが、カルツェンは首を押さえつけることで軽く制圧した。 エスターは涙を流しながら懇願した。
「ごめんなさい…ごめんなさい…。許してください…お願いです……!」
「黙れ。うるさくするなと言っただろう。もう一度喋ったら、本当に首を折ってやるからな」
酒で濡れた下半身にエスターは恥ずかしさで唇を噛んだ。 冷たくてピリッとする感覚が敏感な陰部を通してあまりにも生々しく感じられた。 おしっこでも漏らしたような異様な感覚にエスターはついに泣き出したが、カルツェンは指を膣に入れて内壁をかき回し始めた。
太い指が陰部を出入りするたびに濡れた音がした。 淫らな音にエスターは両手で顔を覆いながらすすり泣いた。
「はぁ……。うっ、うぅ……」
悲しげな声にもカルツェンは一瞥もくれなかった。 彼はひたすら自分が挿入して揺さぶる穴を受け入れられるように広げて湿らせることに集中していた。 ベッドで泣きじゃくる女は苛立たしかった。しかし、女といえばこの娘しかいないと思っていたのが、無駄に穴をかき回すたびに内壁が指を噛むのを感じて好ましく思うようになった。
エスターの泣き声とともに、鼻をすする音がやかましく響いた。 そうして膣内をかき回していた指が突然、陰唇を引き裂き、その間に突き出た部分を擦ると、ぐったりとしていたエスターがビクッと体を震わせた。
カルツェンに膝で押さえつけられた足がばたついた。 ほら見ろ。カルツェンがにやりと笑いながら、親指の腹で陰核を押し始めた。
「あうっ……。うう…ああ……!」
カルツェンは親指で陰核を擦りながら、中指と人差し指で膣内をかき回し始めた。 曲がった指が無造作に柔らかく湿った内壁を突いた。
うう…あ…。エスターのすすり泣きが変わった。 彼女は無意識に何かを求めるように臀部を震わせた。
「ふ…う…。あ、ああ…!」
爪の先で陰核を押すと、痛みと似たような電撃が下腹を麻痺させた。 今や陰部は酒だけでなく粘ついた液体で湿っていた。 穴は収縮しながら中にあるカルツェンの指を強く握りしめ、酒のせいでさらに濡れた下部は推し進めるたびに太ももの間で液が飛び散った。
カルツェンが嘲笑うように言った。
「は…。上の口でも下の口でも、よくもまあ垂れ流すな」
その言葉を聞いたエスターが朦朧とした意識の中でも恥ずかしさで唇を噛んだ時、カルツェンが荒々しく指を抜いて自身の性器を擦りながら再び位置を取った。 すると、湿った陰部に自身の性器を数回擦りつけたかと思うと、すぐに根元まで挿し込んだ。
「ああっ…!」
いくら濡れていたとはいえ、カルツェンが挿入してすぐに動き始めると、エスターが悲鳴のような喘ぎ声を上げた。 耐えていた分だけ、カルツェンは素早く腰を振った。
彼が強く突き上げるたびに、胸が剥き出しになった服の間で揺れ、エスターは浅い息を吐きながらどうしていいか分からなかった。 意識がもうろうとしていた。体は固定されているのに、目の前だけがぐるぐると動いていた。
カルツェンが強く押しつけるたびに、頭が床にゴツンゴツンとぶつかった。 腹の中がいっぱいになったり、また空っぽになったりする感覚が新鮮で恐ろしかった。 濡れた陰部は粘ついて入口を開き、中に挿し込まれる性器を受け入れようと必死だった。
エスターは震えながら、この恐ろしい出来事がいつ終わるかをただひたすら待っていた。 どれくらいの時間が経ったのだろうか。ついにカルツェンの動きが速くなった。
彼が歯を食いしばりながら突き上げるたびに、エスターの体が揺れ、床に叩きつけられる後頭部が痛かった。
「は…!」 「ああ…!」
深く突き入れていたカルツェンが射精する瞬間、短い喘ぎ声を上げながらエスターの腰を持ち上げた。 腹の中にぬるい何かが流れ込むのを感じると同時に、彼が腰を引くとエスターが痙攣するように震えた。 陰部の穴は完全に閉じ切らずにぱくぱくと動きながら、床に白い液をぽたぽたと落とした。
「ふっ…」
テントの中はいつの間にか蒸し暑く、不快な空気で満たされていた。 それでもエスターは、これで全てが終わったと思った。
顔は涙と唾液でぐちゃぐちゃに濡れており、股間から粗く揉まれた胸まで全身が痛んでいた。 エスターが外に出ようと体をねじった時だった。 カルツェンが彼女の膝を掴み、胸の前まで引き上げた。
エスターが震える目で上を見上げると、カルツェンがそのまま自身の頭を彼女の胸に埋めた。 終わりではなかった。 自分の乳首を噛む歯にエスターが悲鳴を上げながら全身をもがかせたが、カルツェンの巨大な体に押さえつけられて動けなかった。
夜が終わろうとしていた。 宴はすでに終わりを迎え、砂漠の中で人々は一人また一人と集まり眠りにつこうとしていた。 周囲が静まり返り、カルツェンのテントの中からかすかな悲鳴と泣き声が聞こえたが、人々はその近くに寄り付きもしなかった。
時間が経ち、空中を振り回していた手足がついに止まった。 エスターはその夜以降、神を信じなくなった。
喉がとても渇いていた。エスターは縮こまっていた体を伸ばした。
彼女が起き上がると、裸でベッドに横たわっていたカルツェンが振り向きもせずに手を振っているのが見えた。 もう行けという意味だった。 彼は満足したのか、目元が緩んでいた。
エスターはよろめきながら床に散らばった衣類を拾い上げ、慌ててテントの外に出た。 動くたびに足の間からぬるぬると液が流れ落ちるのに鳥肌が立ったが、エスターは嫌悪と安堵が入り交じったため息をついた。
それでも今夜も生き延びたのだ。 エスターはその事実だけを記憶に留めるために必死だった。そうしなければ耐えられなかったからだった。




