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ぬいぐるみ


 ある休みの日にみんちゃんとたっくんは買い物がてらショッピングセンターにやってきました。


 生活に必要なものを買ったりしながらいろんな店を回ります。


 その時です。


 みんちゃんがあるコーナーの場所で足を止めました。


 どうしたのでしょうか??


「みんちゃん?どうしたの?」


 たっくんがみんちゃんが立ち止まっていることに気付いて、声を掛けます。


 みんちゃんは飾られている茶色のクマのぬいぐるみをじっと見つめています。


「……これ、欲しいの?」


 たっくん、みんちゃんの横に来てそう尋ねます。


「欲しいけど……お金ないし……」


 みんちゃんちょっと寂しそうにそう言います。


「あっ!後トイレットペーパー買わなきゃ!もう少しで切れそうなのです!」


 みんちゃん、突然そう声を出してその場を離れていったので、たっくんもその後を追います。


 そして、買い物を終えてその日は帰ってきました。




 ある日の事です。


「ただいま~」


 仕事が終わったたっくんが帰ってきました。


「おかえりなさい♪たっくん♪」


 みんちゃん、エプロン姿でお出迎えです♪


「夕飯出来ているから食べよ!」


 みんちゃんがそう言いながらたっくんをキッチンに引っ張っていきます。


「その前にみんちゃん。はい、これ」


 たっくんが紙袋からあるものを取り出します。


「これ……」


 みんちゃん、紙袋から出てきたクマのぬいぐるみを見て声を出します。


「みんちゃん、欲しがっていたから買ってきちゃったよ」


「たっくん……、ありがとう!」


 みんちゃん、嬉しくて顔が笑顔満開です♪良かったね♪


 その後は夕飯を食べたりしていつもの夜を過ごしました。



 そして、夜も更けて、寝る頃です。


「くーたん♪お待たせ~♪」


 みんちゃん、お風呂から出て来て、たっくんがプレゼントしてくれたクマのぬいぐるみにそう声を掛けます。


 みんちゃんはクマのぬいぐるみに「くーたん」と名付けました。可愛いですね♪


「気に入ったみたいで良かったよ」


 たっくん、みんちゃんの幸せそうな顔を見て、顔が綻びます。


「くーたん、今から一緒に寝ようね♪」


(……なぬ?)


 みんちゃんが放った言葉に、たっくんの顔が……?!!


 そして、みんちゃんはくーたんと一緒にお布団でスヤスヤ寝てしまいました。



 夜中。


 ――――ユラァ~……。


 みんちゃんに何やら怪しい影が……?!



 朝になりました。


「……あれ?くーたん??」


 みんちゃん、一緒のお布団で寝たはずのくーたんが居なくて頭にはてなマークです。


 くーたんはどこに行ったのでしょうか??


「あ、みんちゃん、起きた?」


 先に起きていたたっくんが、リビングにやって来たみんちゃんにそう声を掛けます。


「くーたんがいないの~!!!」


 みんちゃん、泣きながらそう声を発します。


「……みんちゃん、よく聞いてね。くーたんは夜中にね、僕に『みんちゃんをよろしくね』って言って遠くに旅立っていったよ……。くーたんがね、『僕が居なくても二人仲良く過ごしてね』って……」


「くーたん……」


 みんちゃん、たっくんの話に泣きながら聞いています。


「くーたんにもいい相手が見つかるように祈ろうね……」


「うん……」


 たっくんの話にみんちゃん、泣きながら頷きます。


「くーたんにもいい相手が見つかって欲しいのです……」


 みんちゃん、泣きながら手を合わせてくーたんの幸せを願います。


 というか、これがたっくんの作り話だと気づかないのでしょうかね??


 信じているのがすごく不思議です……。


「朝ごはん作るね!」


 みんちゃん、ちょっと落ち着いたのか笑顔を見せてそう言います。


 そして、今日もいつもの朝を過ごしましたとさ♪



 さてはて、くーたんは何処に行ったのでしょうね?


 それを知るのはたっくんのみなのでした♪



 ちゃんちゃん♪(で、いいのでしょうか??)





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― 新着の感想 ―
たっくんがみんちゃんのことを大好きなのがとても伝わってきました。そして、くーたんは…!?たっくんが大事に持っていたらいいですね。 ラストのツッコミが面白かったです。ありがとうございます。
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