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【ラブコメ】たっくんとみんちゃんの日常  作者: 華ノ月


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マッサージ


 たっくん、今日のお仕事が終わり、職場で仲の良いはーくんと近くの喫茶店に来ています。


 いつもなら、たっくんは仕事が終わるとみんちゃんに会いたいが故にさっさと帰るのですが、今日は、はーくんに相談したいことがあり、こうして喫茶店にやってきました。


「たっくんからお茶を誘うなんて、珍しいこともあるんだな」


 はーくん、ホットコーヒーを啜りながらそう言います。


「で?俺に聞きたいことって何なんだ?」


「そ……その……」


 あら?たっくん、どうしたのでしょうか?お顔が真っ赤ですよ??


「み……みんちゃんをあっち系の方で喜ばれる方法を教えてくれないかな~……と思って……」


 あらあら♪たっくんてば、はーくんにそんなことを相談したかったのですか?♪


 まぁ、確かにはーくんはそういう事をいろいろと知っていますから適任ですね♪


「う~ん……。そうだな~……。まぁ、敢えて言うならマッサージかな?」


「マッサージ??」


 はーくんの言葉にたっくんの頭の上ではてなマークが飛び交います。


「マッサージって言っても普通のマッサージじゃなくて性感マッサージだけどな」


「性感マッサージ??そんなのあるの??」


 たっくん、始めて聞く言葉に頭の中ではてなマークが回っています。



 性感マッサージとは、性感帯を刺激して性的快感を高めるマッサージの事です。リラックス効果もありますが、ただそういった行為をするより、そのマッサージをすることにより、より快楽が得られるそうですよ♪(恋人同士の方は良かったら試してみてくださいね♪)



「じゃあ、ざっとしたやり方を教えるよ」


 そして、はーくんにマッサージのやり方をいろいろと教わり、みんちゃんの待つ家に帰りました。



***


 お風呂も終わり、みんちゃんはいつものようにたっくんに眼鏡を拭いてもらっています。


「……はい、拭けたよ~」


「わ~い♪」


 みんちゃんの眼鏡が拭き終わって、たっくんがみんちゃんに眼鏡を掛けてあげています。


 相変わらずたっくんは優しいですね♪


「じゃあ、そろそろ寝ようか」


「は~い♪」


 たっくんの言葉にみんちゃんは素直に返事をしています。


 そして、寝室に行ってみんちゃんは自分のお布団にダイブしました。


「み……みんちゃん。今日は……い……いつも……家の事を頑張っているみんちゃん……に……マッサージして……あげる……よ……」


 あらあら♪たっくんってば、早速はーくんに教わったマッサージを実行しようとしていますね♪(緊張しているせいかお顔が真っ赤で言葉が噛み噛みですよ?)


「え?いいの?えへへ♪じゃあ、お願いするのです~♪」


 みんちゃん、たっくんの言葉に嬉しそうですね♪


 ただ、普通のマッサージでは無くて、性感マッサージの方なのですが……。


「じゃ……じゃあ、服脱いで下着姿になってくれる?」


「はーい♪」


 そして、みんちゃんが下着姿になってお布団にうつ伏せになってもらいました。


「じゃ……じゃあ、始めるよ……」


 おやおや?たっくん、すごく緊張していますが大丈夫ですかね?


 そして、たっくんはみんちゃんにマッサージという名の性感マッサージを施していきます。


「み……みんちゃん。どう?気持ちいいかな?」


「ん~♪なんか気持ちイイ~♪」


 たっくんのマッサージにみんちゃん心地よさそうです。


「じゃあ、このまま続けてくね」


「は~い♪」


 こうして、たっくんのマッサージは続きます。


(うぅ……。何だか僕の方も興奮してくる……)


 たっくん、マッサージを施しながらみんちゃんを抱きたい思いがこみ上げてきます。


(今はまだ我慢だ!みんちゃんもその内我慢できなくなって、その後は……!!)


 たっくん、心の中で葛藤しながらみんちゃんに性感マッサージを施していきます。


 ――――チックタック……チックタック……。


 時間をかけてたっくんはみんちゃんにマッサージを施していきます。


(我慢だ……まだ我慢だ……)


 たっくん、みんちゃんを抱きたい衝動を抑えながらマッサージを続けます。


 ――――チックタック……チックタック……。


(我慢だ……あと少ししたらきっと……)


 ――――チックタック……チックタック……。


(あぁー!!もう……もう僕の限界が~!!)


 たっくん、さすがに限界値を超えてしまい、マッサージをする手が止まってしまいました。


「み……みんちゃん!!」


 たっくん、みんちゃんに思い切り抱き付きます。



 ――――スピィ~……。



「……え?」


 あら?みんちゃん、マッサージが気持ち良かったのでしょうか?いつのまにか寝てっちゃいましたね。


 たっくん、みんちゃんが寝ていくと思わなかったのでちょっと愕然としています。


 みんちゃんは気持ちよさそうな顔をしたまま幸せそうに朝まで寝たのでありました♪


 そして、たっくんはというと……、


(うぅ……。僕のこの行き場はどうしたらいいのかな……?)


と、反応してしまった体を治めるのに必死だったみたいですよ♪



 ちゃんちゃん♪





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