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「ケルン、ひまならこっち手伝え!まだたっくさん仕事が残ってるんだからよ!」

「はい!ただいま!」

両親が亡くなったケルンは一人暮らしだ。故にこうやって島の製鉄所を手伝いながら生計をたてている。この島は今無政府状態だ。今から約二年前、島の唯一の政府であるルバ朝が革命によって倒れたからだ。それ以来島の人の間には自主自立の気風が生まれ、わりとしっかりした人物が多い。ケルンもそんな一人だ。普通に仕事して普通に飯食う、そんな生活がいつまでも続くと信じていた。

だが、こうした彼の願いも一人の人間との出会いによって消されるとはその時の彼にはまだ知る由もなかった。

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