人生×3ってある意味楽しんでるよね!
はじめまして、雪村ふぃと申します。
はじめて投稿するので、至らぬ点や、内容の矛盾、おかしな言葉遣い、日本語などが目立つと思いますが、どうか温かく、且つ、楽しく見ていただけると幸いです。
これからよろしくお願い致します。
偉い人は言いました。
「緑を司る女神様、貴方は優秀な成績を納めました。よって、転生の許可を与えましょう。」
女神様は言いました。
「…え。ちょ、ちょっと待ってください!どういうことですか!?」
そして、また、偉い人は言いました。
「そうですね、簡単に言うと…
いやぁー、最近、流行ってんじゃん?転生もの。逆に女神様が転生したら面白くね?」
女神様は思いました。
なんてこと言うんだこの偉い人。
「あの、私、前世高校生なんですよ。JK!そしてね、転生もの恒例の大型トラックに轢かれ、この世界の女神様に転生!そしたら今度は申告制の転生ですか!」
はい、どうも皆さん。私は女神などではない、ただの元JK葉山雫です。名前が森林っぽいじゃん?という適当な理由でこの偉い人に緑を司る女神にされました。
というかこの人…
「誰なの!」
そもそも偉い人ってなに、範囲広すぎやしないか。
女神様がそう思っていると、偉い人は素っ頓狂な声で答えました。
「え?偉い人は偉い人だよ?」
「まじで誰だ!」
「とにかく、面白そうだから、キミの事転生させるね☆」
そう言って、偉い人はなにかを詠唱し始めました。
見た目は50そこそこありそうな男が後ろに星が付きそうなテンションでそう言った。
普通にキツいわ…。なんて思っていたのも束の間で、私の周りに淡い光がまとい始めた。
まずい、これはまずい…!!
「ふざけないで!ねぇ!私、元JK!そして、今女神!あー、いやっ、もう元女神になりかけてるんですけども!おかしくない!?転生2回なんて聞いたことないから!そんなの反則だからぁー!」
「あちらの世界でもどうか良い旅を」
そう言って偉い人は笑顔で見送りました。
その後、数秒間女神の怒り狂った声が響き渡ったとさ。
「ふざけんなー!!」