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劫火の蝶  作者: 海城 椿
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序章

亀更新、初めての投稿で誤字、脱字多いと思いますので指摘よろしくお願いします

私、鷺山胡蝶は小さいころから不思議な夢を見ていた。


轟々と逆巻く焔の中を必死に走る夢


何を探しているのか、誰を探しているのかも分からない。


ただ、毎回その夢では探しているモノを見つける事は叶わなかった。


この夢がいったい何なのか、その答えが見つかったのは小学5年生の歴史の授業だった。


"1582年、現在の京都にあった本能寺で天下布武を唱えた戦国武将・織田信長が家臣・明智光秀の謀反にあい自害"


何のことのない、歴史の1ページ。


けれど私にとってはそうではなかった。


信長、光秀、本能寺…


幼いころからずっと見続けた炎の夢は、私の最後だったのだ。


行き成り授業中にぽろぽろと泣きだした私に友人も、先生もギョッとしていたが、私の中ではパズルの全てのピースが一瞬で組上がったかのようにとてもすっきりとしていた。


それからというもの私は図書室や資料館に入り浸り嘗ての良人、織田信長について調べ始めた。


今更知ったところで彼の死をどうにか出来るわけではないとは分かっていたが、それでも私の歩みは止まることはなかった。


唯の自己満足。


小、中、高とそんなことをしていたらいつの間にか友人たちは殆どが私の周りを去っていた。



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