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単発東方紺珠伝

作者: 蝎鳥

たった一つの思い付き。

ー第4槐安通路ー




サグメ:ねえドレミー、貴女は獏でしょう?


ドレミー:そうです。どうしましたか。


サグメ:外の世界での哺乳類の獏はマレーバクと言うらしいの。


ドレミー:あの白黒の動物の事ですね。


サグメ:同じく外の世界で夢を食べる方の獏は「莫奇」と言う中華人民共和国と呼ばれる国の神様だと聞いたわ。日の本では、其れ等が混同して獏はマレーバクか夢を食べる聖獣を指す様に成ったってね。


ドレミー:私のトリビアを有難う御座います。


サグメ:私、実は「天探女」(あまのさぐめ)と同じ性質らしいのよ。


ドレミー:探女とサグメ・・・。


サグメ:私も彼女も半分天津神半分国津神、私も彼女も一言で運命を悪くした。


ドレミー:彼女は解りませんが貴女はそんな事してませんよ。


サグメ:有難う・・・。


ドレミー:そうだ、トリビアなら私も持ってます。此の前、仙霊とか変な服装の女神達が来たじゃないですか。


サグメ:そういえばそんな事有ったわね。


ドレミー:仙霊の方は「嫦娥」と言う奴に恨みを抱えて居たらしいです。其の嫦娥と言うのは不老不死に成った者。


サグメ:其れトリビアじゃ無いじゃない。


ドレミー:其れは月で起こった事だからですよ。先程さっき中華人民共和国と言いましたね、純狐とか嫦娥とかも其処の伝説なんです。


サグメ:又、其処の伝説か。


ドレミー:金烏玉兎も其処の伝説です。


サグメ:太陽の鴉と月の民ね。


ドレミー(兎=月の民・・・!?)


サグメ:って今の話だと日の本出身は私だけって成るじゃない。


ドレミー:此処、第4槐安通路にヘカーティアとか言う敵が来たの知りません?


サグメ:嗚呼、居たわね。


ドレミー:其奴は西欧の神話に似た様なのが出て来たらしいですよ。


サグメ:・・・半々って訳ね。


ドレミー:そうですね。

莫奇の話はとある妖怪系小説にさらっと少し書いてます。

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