プロローグ~前編~
どうも、シンシンです!
文章は、つたないし処女作です!
宜しくお願いします!
風切光治(かぜきりこうじ)は普通の高校生、つまり一般ピーポーである。
この時までは―――。
今、俺は真っ白な部屋に寝そべっている。
起き上がり見渡すと、そこは、本当にどこまで歩いていってもキリがなさそうなくらいの白さだ。
おっと、忘れてはいけないことがあった。
こんなところであの名言を忘れるとはなんたることだ!
もう一度寝転がって呟く。
「知らない、天井だ」
きまった!一度言ってみたかったんだよね。一部の人だったら誰だって憧れるよね、うん。
…ってこんなことしている場合じゃないんだ!
親父や母さん、兄貴はどこにいるんだ。確かにさっきまで一緒にいたはず。
あれ、でも俺たちは何していたんだ?くそっ、思いだせない。まぁ、いい。
とりあえず探さなきゃ。
「その必要はないぞ、小僧」
「誰だ!?どこにいる!?姿を現せ!」
「ここじゃ」
「ん?」
周りを見渡すが…いない。
「ここじゃというておるだろうが」
ん?上から声が聞こえる。
どういうことだ?
光治が上を見上げると―――。
謎のじいさんが上から吊るされていた。
「いやいやいやいや、あんた何してんの!?」
「すまんが、足のひもをほどいてくれんかのう?」
「じいさん…あいにく俺はそんなプレイは好きじゃねぇんだよぉぉぉ!!」
じいさんの腹に目一杯の力で正拳突きを繰り出す。
「グボヘバッ!?」
「まったく、なにしてくれてんだ」
「それはこっちのセリフじゃわい!わしはこうみえても神様じゃぞ」
「マジか」
「マジじゃ」
とりあず、じいさ…もとい、神様の足のひもをほどいてやった。そして、やれやれ、といった顔でお腹をさすりながら、その場に座った。
「ところでじゃが、ここはわしの空間じゃ。なぜおぬしがここへ来たかわかっているのか?」
「いや、それがさっぱり」
「だろうな、いいか、一度しか言わんぞ。おまえは死んだのだ」
「死んだだと!?」
「そうじゃ、おぬしは家族と旅行中飛行機に乗っていて、飛行機が墜落して死んだのじゃよ、しかし、おぬし以外はかろうじて生き残っておる。おぬしだけが死んだのじゃ」
「なぜ俺だけなんだ!?」
「おぬしは墜落する瞬間まで、悔いが残らんようにジュースを飲んどったじゃろうが、あれが失敗じゃ。あれのおかげで、ストローがのどに刺さって死んだのじゃ」
「マジかよ!?恥ずかしいぃぃぃぃぃ」
「それで、おぬしはまだ若い、だから、第二の人生を歩んでほしいのじゃ、そして、わしが守る世界『サリチュード・ヘブン』を守ってほしいのじゃ。では今から説明するぞ。」
「はい、ストーップ!!何勝手に話を進めてるんだくそじじぃ!いや、神様!」
「言い切ってから訂正するな小僧!」
「まぁ、ともかくだ、俺はそういう世界がどうとかそういうのには全く興味がない。他を当たるんだな」
実は、すげぇそういうの興味あるんだけど。泣いて土下座でもすれば行ってやってもかまわないかな。
「ふむふむ、そういうのにはすごく興味があるんじゃな?」
「そうそう、そうなんだよ…って心をさらっと読むな」
「だってわしは神じゃもん」
「全っ然可愛くないから」
「うぅ…冷たいのぉ」
「お前にやさしくする覚えはない」
「ともかくじゃ、さっきはすまなかった。そして、光治よ、いまから多大な迷惑をかけることになる。しかし、このとおりじゃ、頼む。わしの世界を救ってくれ」
神様は涙を流しながら、土下座をしている。
やばいな、ここまでされると正直思わなかったな。ふぅ、仕方ないがもう死んだ身だ。
やってみるか。
「仕方がないが、やってやる。じいさんの世界救ってやるよ、だからもう顔をあげてくれ。神様がそう頭を下げるもんじゃない」
「本当か!?すまぬのぉ、お前に出会えて本当に良かった、よかったぞぉぅ…うっ」
神様は光治に涙を流しながら、服にすがりつく。
「うわっ、ちょっ、やめろって!服が鼻水でべっとりしてんじゃねぇか!」
「す、すまんのぉ」
「すまんで済めば警察はいらん」
「警察などここにはおらんわ」
「屁理屈言うな」
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