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go home   作者: フラン
4/36

ー3ー



……どのくらい時間が経ったのだろう。


大助が目を開けると、辺りはだいぶ薄暗くなっていた。

どうやら泣き疲れて眠っていたらしい。

ゆっくりと立ち上がると、体の節々が痛かった。


(……寒い)


大助は両腕を擦った。日が落ち、気温も下がった為か体に冷えを感じた。

大助の服装は長袖の店のロゴが入ったポロシャツにジーンズ。靴はスニーカー。ポケットには、煙草にzippoライター、それとスマホ。

トイレに行くだけだったので軽装だ。


(とりあえず、どこか寒さの凌げるトコを探さないと……)


大助は宛もなく歩き始めた。




30分程歩いただろうか。

辺りは暗くなり、空には星と月が……。


「月が3つって!?」


空を見上げた大助は、ビックリして思わずツッコんだ。

月は1つ……それが当たり前の事。なのに空には3つの月がある……。見間違えでもなんでもない、赤・青・白の月。

大助は何度も目を擦って月を見た。

何度見ても月は3つ。


(なんでなんでなんでなんでっ!?)

「なんでっ!?」


思いが叫びになった。


その瞬間、右後ろの草むらからガサッという音が聞こえた。






大助はよくパニックに陥りますので、お気をつけ下さい。

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