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うろな高校駄弁り部Ⅱ  作者: アッキ@瓶の蓋。
梅雨降る6月から晴れ渡る7月編(仮)
17/29

6月21日/22日 ライブリハーサル♪/Raika&天狗

 6月21日、天候晴れ。

 6月22日、天候晴れ。

◇6/21◇

「やるよ、義愛(ぎあ)!」

「……分かったよ、蒼龍(そうる)


 『DQN's』と言うバンドを行っている大神義愛と瀬島蒼龍の2人は、バンド活動を行っていた。義愛はギターを弾き、蒼龍はベースを奏でていた。


『~~~~♪』


 そしてその後、義愛と蒼龍はギターとベースを弾き終えて、お互いに使っている楽器を交換した。義愛はベースを弾き始めて、蒼龍はギターを奏でた。


『~~~~♪』


 そして一通り奏でた後、2人は満足したのか、弾き終えるのであった。


「良いね、ギアちゃん! この調子で頑張って夏祭りを楽しむために頑張って置こう!」

「……そうだね、蒼龍」


 2人が行っているのは夏祭りのライブのための準備である。うろな町役場の方から夏祭りにおいてライブを行って欲しいと頼まれた2人は、今日もそのライブのためのトレーニングを行うのであった。


「まぁ、ギアちゃん! ライブの練習をするのは良いけれども、それ以上に大切な事が私達にはあるでしょう」

「……なんですか、蒼龍。楽器の練習は大切、です。それ以外、ない」


 義愛はきょとんとした顔をしているが、蒼龍は「チッチッ、チッ!」と勿体付けるように話していた。


「ボクはギアちゃんには、可愛らしい服装が大事だと思っているんですよ! ライブ衣装もライブを盛り上げるための手段の1つにして、最高の手段!

 さぁ、ギアちゃん! お兄さんと一緒にちょっと過激な衣装を……!」


「……お兄ちゃん、キモい」


 蒼龍が可愛らしい衣装が載っている雑誌をこちらに向けている姿を見て、義愛は本当に気持ち悪そうに見ていた。 


◇6/22◇

「Oh! 良いViewなのですね。Three, Two, One!」


 そう言って、うろな駅前にて立っていた温泉津=ヒューズベルト=来夏は最新式のデジカメのシャッターを下ろした。


「Goodな写真が撮れました、ね♪」


 ニコリと嬉しそうな顔をして、来夏はデジタル画面に表示される美しい空の写真を見ていた。


「やっぱり最新式のCameraはPerformanceがGoodですね。あの天狗さんにはまた後でGratitudeを伝えないといけませんね」


「あっ……!」


 と、そんな事を考えている来夏の後ろから天狗仮面が現れる。


「お、おぉ……いつぞやのカメラの少女じゃないか。ふむ、元気そうで何より……だな」


「Oh, the tengu mask! I am glad to meet! I think that I will subscribe for the contest of a photograph me and shortly in fact. Please become a model a little……」


 そう言って、止まる事無く英語で喋る来夏に、純和風の外国語がほとんど分からないと言っても過言ではない天狗仮面は、


「え、えっと……その……」


 戸惑うしかなかった。

 三衣千月様より、天狗仮面をお借りしました。

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