No.60:強肩センター
『これは犠牲フライには十分か!?センター朴昌龍、落下地点に入った!!』
慶野『よし!』
木村『同点や!!』
パシッ!!
『ゴーーッ!』
『センター2歩後ろから前に来てとってバックホーム!!!!』
鬼頭『…ん!?』
『これは…素晴らしい送球が返ってきた!!!!!!!!!ストライク送球だ!!!!!!!』
ズザザザーッーッ!
鬼頭『…クソッ!』
『アウトォォーッ!!』
『タッチはアウトだ!!センターの朴昌龍、素晴らしい送球でホームをアウトにしました!!これでスリーアウトチェンジ!!!!!点差は一点差のまま、七回の表、上社西の攻撃に移ります。』
鬼頭『わりぃ…。みんな…。帰ってこれなくて。』
氷室『いいっすよ~♪まだまだ試合は終わってませんから!!もっともっと楽しんで!!僕らの野球をしましょう!!うっほほーい!!』
西口『今日のあいつ、やたらとテンション高いな。まぁあーいうやつが1人いるだけで違うけど。』
小宮『みんな、試合に出られない僕の分まで頑張ってくださいよ!』
木村『おう!』
副島『ヒロ!切り替えろよ!オマエで帰ってこれなきゃだれも帰ってこれなかったって!』
鬼頭『おう!』
藤武『てかセンターのアイツ、すげー肩してるな…。』
氷室『ウェイ!ウェイ!イエーイ!』
小宮『氷室くん相当ピッチャーが楽しいみたいだね。』
西口『だな!よし!守るぞ!』
大場(…。…。…!!!!)
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鬼頭『なあ翔真?お前、昔のこと忘れてないか?お前がbaseball始めた頃のこと。』
大場『どうしたんです?』
鬼頭『初心忘れべからず!そういうことだ。』
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大場『…!!』
大場がハッと顔をあげた。
大場『忘れてたよ。博行先輩。』
大場が忘れていたこととは…!?
次回に続く!!