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No.380:竜vs鬼―Last-Arc Finish―

余語『勝て!!鬼頭!!!』

神郷『余語く~ん。試合どうなった~?』


余語『やっと起きたか(ふとし)!最高のクライマックスだ!!』


北峰『さぁ…どうなる…。』




野中『頼む…鬼頭…。』

川越『決めてくれ…。』





棟方(一打同点とはいえ、2点リードでフルカウントだ。最悪フォアボールでも、まだ西口勝負ができるが、)



青龍寺(………。)



棟方(こんなに目を輝かさせてサイン見てくる奴が目の前にいてフォアボールでもオッケーなリードなんて出来ねえよな。)




青龍寺(アレしかねぇだろ。アレしか。)



棟方(わかってる。このサインを出すことに迷いは、ない。)




“ピッチャーの能力を最大限に引き出してこそのキャッチャー。”






“決めろ。渾身のウイニングボール。”












《ツーアウトフルベースで、ツースリーなので全てのランナーはスタートを切ります。二塁ランナーの副島が帰れば同点、一塁ランナーの大場が帰れば逆転サヨナラのこの場面!さぁ、どうなるか!手に汗握るこの攻防!》







青龍寺『いくぞこの野郎ォォォォ!!!!』


鬼頭『かかってこいやぁぁぁぁぁ!!!!』








《投げる!!!!!》








ビュゴォォゥゥッッッッ!!!!!!!!
















棟方(…………。)








“このミットまで届け!!!!そのストレート!!!!”








鬼頭『ストレート!!!!!』











































ズッバァァァァーーーッッーーンッ!!!!!



















鬼頭『……。』

青龍寺『……。』

棟方『……。』







【160km/h】





『『『ウォオォォォォォオオオォォオォオ!!!!!!!!!』』』







《空振り三振_________!!!!!》








青龍寺『…やったぞ……。やったぞ……。』



棟方『オッシャァァァァァ!!!!!!』




鬼頭『……完敗だ。』




《優勝は、大阪代表、啓稜学院高校!!!!悲願の、悲願の夏連覇成る!!!!!!!幾多の試練を乗り越えながら、最後に掴んだ最高の栄光!!!!!2年連続5度目の全国制覇達成!!!!!!》






氷『やったぜぇぇぇ!!!!!!』


中川『うっしゃ!!!うっしゃ!!!』


南條『おおおおおおおおお!!!』








大場『……。くっそ……。うぅ……。ちくしょ……。』


副島『行くぞ。整列だ。』


大場『すいません…。先輩たちを優勝させることができなくて…。』


副島『バカか。泣くな。テメーは2年だろ。来年、また戻って来い。』



大場『…はい………。来年絶対また戻ってきて…絶対に優勝します……。ありがとうございました……。』












『ゲーム!!!!』


『『『ありがとうございましたぁ!!』』』







『『パチパチパチパチ……』』



鬼頭『ナイスボール。ドラゴン。』


青龍寺『おう。おまえも、その肘治して絶対戻って来いよ。また違う舞台で対戦しよーぜ。』


鬼頭『ハハッ。さぁな。戻ってくるかは、わからんね。』


青龍寺『そう言って戻ってくるのが、テメーだろ。』


鬼頭『どうだろうね。今回ばかりはわからんね。優勝おめでと。プロでも頑張れ。』






『『邦南!!!よく頑張ったぞ!!!感動した!!!!』』


『『最高の決勝だった!!胸張って帰れ!!!』』


『『また、戻って来いよ!!!!』』




松坂『……。』

島谷倫『……くっそ……みんな…優しすぎんだよ…。』

木村『そーいえば、うち以外の校歌をこうやって聴くの、今年初めてなんだな……。』








『『啓稜!!テメーらやればできんじゃねぇかよ!!』』


『『元気出たわ!!!おれも頑張る!!!』』


『『お前ら!!!いいチームになったな!!!ナイスゲーム!!!!』』








『先生!!おれ、翔冴兄ちゃんみたいな選手になる!!』


『そうだね!太郎。頑張ってね。卒園しても、先生太郎のこと応援してるから。太郎も青龍寺さんのようにすっごい選手になるんだよ?』


『うん!!』


『おい太郎!!翔冴兄ちゃんみたいになるのは僕だからな!!!』


『トシキ君には無理だよ~。』


『なんだとぉー!』


『コラコラ。喧嘩しないの。二人ともこれから野球頑張ってね。』




『『うん!!!』』





次回、色々報告します。

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