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371/382

No.371:ストレート!!

サブタイトル思い付かない…

ズッッバァァァーーーーーッーーンッ!!!



【159km/h】



慶野(くっ…。)







『ストライク!!ツーッ!!』





《2球連続159キロッッッッ!!!しかもアウトローギリギリ一杯に決めてきた!!!》





慶野(やっべぇ…。)









ビュゴォォゥゥッッッッ!!!!







慶野(なんだこの球は…。)









ズッッバァァァーーーーーッーーンッ!!!











【159km/h】







《空振り三振!!!最後は高めの釣り球のストレート!!!明らかにボール球でしたが慶野のバットは空を切った!!!》





棟方『よし!!!ナイボールだ!翔冴!!!』







桜沢『っだぁーーっ!なんであの高さ振っちゃうかな!?』


水仙『バカヤロ…。とんでもなくノビてんだろ…。』

霞『あのストレートは…ちょっとヤバイかな…。』




《ワンナウト一三塁のチャンスで9番の慶野でしたがしかし!!159キロ三連発で三球三振!!!これでツーアウト!!啓稜学院、悲願の夏の甲子園連覇まで、あとアウトひとつ!!!》






慶野『哲都…。あとは…頼んだ。』









“諦めんなよ…。”











小宮『はい。あとは僕らに任せてください。』








《9回裏、4点ビハインドの邦南高校、ランナーは一三塁と得点圏にチャンスを広げていますが、しかしツーアウト。ここで打席には1番の小宮哲都。1年生ながら強打・邦南のリードオフマンです。》






『1番、ショート、小宮くん。』




棟方(ここにきて、翔冴の球威が戻った。いや、戻ったどころじゃねぇ。進化した。これならいける!)




小宮(引いちゃダメだ。さっきの盗塁死だって、僕なりに本気で点を取ろうと積極的に攻めた結果だったんだ。)





(攻める気持ちだけは、絶対に譲らない。)







《もうアウトひとつも許されなくなった絶体絶命の邦南高校!!!しかし、まだあとワンナウトチャンスがあります!!!まず、この小宮が青龍寺のボールに意地で食らいつくことができるか!!第1球!!!》





《投げる!!!!!》






ビュゴォォゥゥッッッッ!!!!





カァァァクゥゥッッッッッッ!!!!









ズッッバァァァーーーーーッーーンッ!!!









小宮(くっ…。)








《初球はストライクからボールになるフォークボール!!!バッター小宮、空振り!!!素晴らしいボールでまずワンストライク!!!》






赤嶋(すげぇ集中力だな…。ドラゴン。もうすっかり手の感覚の違和感も忘れてやがる…。)







《第2球!!!!!》



《投げる!!!!!》
















ズッッバァァァーーーーーッーーンッ!!!




 【159km/h】








『ウォオォォォォオオオォォ!!!!!』





《2球目も空振りでツーストライク!!!また159キロ!!!!一気に追い込んだ!!夢の夏連覇まで、いよいよあと1球!!!!》






小宮『絶対に譲らない…。』






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