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369/382

No.369:Aggressiveness

___あれ…?___



___俺なんでこんな疲れてんの?____











ズバーーーッッッーーンンッッ!!!!



【148km/h】




『ボール!!!カウントスリーボール!!!』




《このストレートも浮いてしまった!!明らかなボール球!!これでカウントスリーボール!!青龍寺、優勝を目の前にして今一つ制球が定まりません!!》




棟方(木村は打力には劣るんだ!こいつでアウト取らねえと…!)




《バッターボックスの木村くんは甲子園での初めてのバッターボックス!しかしながら冷静にボールを見極めています!!》



木村(ストライク欲しいだろ…?俺だったらアウトは取りやすいと思ってんだろ?)



棟方(こいつなら置きに行ってもいい!絶対にフォアボールはやるな!しかもカウントはスリーボール。打力に自信のないこいつならまずは見てくるはずだ!)





青龍寺(球速は控えめに…まずストライク…)








ビュゴォォゥゥッッッッ!!!!






木村(こっちはフォアボールなんて要らねえんだよ!!好球必打!!!)




“舐めんじゃねぇぞ!!オラ!!!”






カキィィーーーッッーーッンッ!!!!





棟方(はっ!!このカウントで振ってきただと!?)




木村『抜けろ!!!!!』






《打球はセンター返し!!!!》









棟方『恭輔(きょうすけ)!!!!』








中川(ギリギリだが、飛び込んだら間に合わない!!)



氷『恭輔!!トスだ!!』



中川『氷サン!!』






パシッッ!!



《セカンド中川、体勢を崩しながらも逆シングルハンドでなんとか追い付いた!!!!しかし一塁スローは厳しいか!?》



中川『頼みますよ!!』

氷『おうよ!任せろ!』



ヒュッ!



木村『!?』





《セカンド中川、二遊間の打球にギリギリ追い付いてそのままショートの氷にグラブトス!!》


棟方『やれ!政成!!!』




《ショートの氷が一塁へ送球!!!》







木村『うおらぁぁぁぁぁ!!!!!』








ズザザザザザザザザザ!!!!!



《判定はどうだ!?タイミングはかなり微妙だが!?》













『セーフ!!!!セーフ!!!!!』







『『『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』』』




《判定は間一髪セーフ!!!!!代打木村、ノースリーから積極的に打っていって、最後は魂のヘッドスライディングでセーフをもぎ取った!!!啓稜学院の二遊間、中川と氷も素晴らしい連携を見せましたが僅かに及ばず!!!これでワンナウトランナー、一三塁!!!》




『邦南高校、選手の交代をお知らせします。ファーストランナー、木村くんに代わりまして、藤武くん。ファーストランナー、藤武くん。以上に代わります。』




《そしてすかさず代走に俊足の藤武を起用してきました邦南ベンチ!!この回、ありったけの戦力で絶対に勝ちに行こうという、強い意思が見えます!そしてこのチャンスの場面で、打席には9番の慶野!!!!》





『9番、センター、慶野くん。』








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