No.361:鬼頭覚醒
ドクン…ドクン…ドクン…
鬼頭(さっき寺原に何球も粘られたのがここにきて肘に響いてやがる…。)
西口『いきましょう!!!先輩!!!』
鬼頭(だけどよ、)
“一度やるって決めたらトコトンやり抜く。これが俺の______”
“__________人生だ。”
ズッッッバァァァーーーーッッーーンッッ!!
【157km/h】
西口(…よし!)
『ストライーク!!!!!』
《157キロ!!!!!先程青龍寺が計測した甲子園最速!!!!!この場面で、なんとなんと自己最速!!!!!》
西口(この球なら…いける!!)
《さあ第2球目!!!!!》
ズッッッバァァァーーーーッッーーンッッ!!
【158km/h】
『ストライク!!!ツーッ!!!』
『『『ウオォォオオオォォォォォオォ!』』』
《158キロ!!!!!!甲子園最速ッッッ!!!!しかも左バッターのインコース低めギリギリ一杯のストライク!!!場内もこのどよめき!!!》
西口(遊び球は要りません!!!!一気にもっていきますよ!!)
鬼頭(………。)
《ツーナッシングと追い込んでからの第3球!!!投げる!!!!!!》
鬼頭『オラァッッッッッッッッ!!!!!』
ビュゴォォォォォォッッッ!!!!
開発(怯むな!!打つ!!!!)
ズッッッ
バァァァッッーーーッツンッッ!!!!!
【158km/h】
鬼頭『ッシャァァァオラァ!!どんなもんじゃい!!!!!』
《空振り三振だぁッッ!!!!代打開発3球三振!!!渾身の158キロ連発!!!!これが鬼頭博行!!!!!闘志溢れるピッチング!!!!》
赤嶋『ヒロがあんなにマウンドで感情剥き出しに…。』
水仙『相当レアだな…。』
赤嶋『まるで…』
『アイツの人生最後のピッチングを見てるみたいだ…。』
風岡『…。』