表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
193/382

No.193:鬼頭の投球術

『2番、ファースト、山形やまがたくん。』




《さあマウンド上には邦南の背番号4、鬼頭きとうが立っています。エース大場は3イニングを持たずしてノックアウト。さあ悪い流れを断ち切ることができるか?》





鬼頭(バッターは2番の普通なやつ。温存するか。)



ビュゥゥッッッ!!!




カクゥゥッッ!!!




《初球は縦のスライダーでワンストライク!!》




ビュゥゥッッッ!!



ズバァァーーッーン!!!




≪141km/h≫


『ストライーク!』



《二球目はアウトローの素晴らしい球!これは手が出ないか。》





西口(ストレートで押しきりますか!?)




鬼頭(アホか。そーやって勝負を急ぎすぎるからさっきも9番に打たれるんだよ。ボールで良い場面。振ってくれればもうけもん。)





西口のサインに鬼頭が頷く。





鬼頭(本当のウイニングショットは取って置きさ。俺の準ウイニングショット…。)






ビュゥゥッッッ!!!!!




山形(ストレー…トじゃない!?)





フワァッッ!





ブン!!





《最後はチェンジアップで空振りの三振!!鬼頭、打者に主導権を握らせない、素晴らしいピッチング!!》




鬼頭(ふう。緊張した。)




西口『ナイピッチです。次の回は、ちょっくら全力で投げてもらいますけど、良いですか?』



鬼頭『おう。治郵のオヤジのお陰で絶好調だからな。ただ飛ばしすぎは用心しないと。』




西口『まずは同点、逆転です。』







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ