No.175:猛攻
カキーーンッ!!
『これもセンターの前!!三塁ランナー帰って8ー6!!なんとツーアウトからフォアボールを挟んで9連打で一挙8得点!!』
佐々木『まじかよ…。』
…
…
カキーーンッ!
『これはセンターバックスクリーンに吸い込まれたぁぁ!!!!4番薮内、7回の裏に続き8回にも、2打席連続となるホームラン!!』
…
カキーーンッ!!
『止まらない陽灘学園!!この回もこれで5点を追加し13ー6!!!2イニングで一挙13得点の爆発力!!!!』
…
副島『よし。球場に戻るぞ。まず初戦だ。晟西を呑み込むぞ。』
島谷倫『おうっ!やってやろーぜ!』
そして試合前のアップを終えた邦南ナインが地下にあるテレビを見る
『さあノーマーク校だった高知代表、陽灘学園!!S・9の一人を擁する大物食いまであとアウト1つ!!!!』
鬼頭『んな!?バカな!』
大場『5回終了時点で5ー0で茜商業が勝ってただろ…。』
小宮『9回で15ー6で陽灘学園がリード!?』
鬼頭『何があった…。』
薮内『うおりゃあああああ!!』
ズッバーーッッン!!!!
『最後は空振りの三振!!!高知代表、陽灘学園、福岡の茜商業から終盤2イニングで一挙15得点を奪う猛攻で快勝しました!!!エース薮内も終盤球威を取り戻して完投勝利!!!』
副島『行くぞ。まずは自分達の足元を固める。』
鬼頭『とりあえず切り換えるけどよ。まじかよ。勝ったら次は、陽灘学園か。』
副島『それは勝ったらの話だ!!先のこと考えて目の前の試合負けたら元も子もねえぞ!!』
『『はいっ!!』』