No.167:稲武合宿2日目!
ピヨピヨ…
ピヨピヨ…
鬼頭『ふわぁ…もう朝か…。日課のランニングしてーけど…そとがこの森じゃあ戻ってこれそうもないしな…。』
小宮『ふう…よく寝た…。』
副島『みんな起きろー。もうすぐ甲子園なんだ。不規則な生活するんじゃねーぞ。』
大場『んじゃあ早いとこ探しにいきましょう。ここに戻ることは多分もうないと思うし、木の実補充して出発しよう。』
ドンドン…
ドンドン…
鬼頭『なんだこの音は?』
ドッドッドッ…
大場『??』
ガチャン!!!!!
島谷倫『なんだ!?』
鬼頭『は?』
大場『おじーちゃん?』
小宮『こんなところに?』
島谷倫『まさかまさかの…。』
副島『森 治郵さんですか?』
??『誰じゃ?』
小宮『?』
副島『邦南高校野球部員です。巨家さんから森治郵さんを探せとの指令が出たのですが、あなたではありませんか?』
??『そうじゃ。わしの名は森治郵じゃ。』
鬼頭『やった…。』
島谷倫『まさかの展開だな。』
副島『僕たちの怪我を、治してください。お願いします。』
治郵『まだ許可は出来んな。』
副島『はい?』
治郵『わしについてこい。話はそれからじゃ。』
『『はい!!!!!!』』
そのころ…グラウンド…
巨家『オラァ!!』
カキーン!
松坂『ふんがっ!!!』
片野(松坂は巨家とマンツーマンで外野無限ノック、あとのやつらは思う存分打たせてやるか。)
カキィーーッン!!!
片野(氷室…打力がかなり育ってきたな。こりゃ甲子園でも期待できそうだ。あいつの活躍なしにうちはここまで勝ち上がることはできなかった。嬉しすぎる誤算だよ。まったく。)