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158/382

No.158:運命を握る、この1球。


野中『覚醒した堂金vs南阪のエース、鬼頭か。最後の対決にはもってこいだな。』


川越『…、』


野中(すげぇ集中力だな…。川越よ。)






鬼頭(コイツの場合まだ小僧。球種が表情や仕草から見え見えだぜ。)






ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!




鬼頭(くっ!!)


(見えない…、完全に今までの比じゃない程の気合い…!!なんなんだこの圧倒されそうな…)






“覇者のオーラ…!?”




ビュワァァウゥゥゥッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!




ズッッッッバァァァーーーーーッッッッーーッッーン!!!!!!!!!!!!!!!!




≪151km/h≫



『ットライーック!!!!!!!』





《初球インロー一杯の豪速球!!!!!!!!!!!自己最速の151km/h!!!!!!!!!!鬼頭は手が出ず!!!!!!!》





ズッッッッバァァァーーーーーッッッッーーッッーン!!!!!!!



『ボール!!!!!』






ビュワァァウゥゥゥッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!




カクゥッッッッ!!!!!!!




ズッッッッバァァァーーーーーッッッッーーッッーン!!!!!!!



『ストライク!!!ツー!!!!!』



《左打者の外角ボール球から外角一杯に決まるスライダー!!!!!!さあ3球でツーワンとカウント有利に持っていった!!!!!》





鬼頭(やっと正々堂々力と力のぶつかり合いができるってことか…。)



堂金(この人はすごい。なんたって俺のウイニングショットの魔球、縦カッターを寸分の狂いもなく当てるくらいなんだ。久方ぶりだよ。自分の実力を惜しみなく発揮できる相手なんて…。)




鬼頭(上等だぜ。なおさらコイツには…)

堂金(やっと見つけた。この言葉…)





““負けたくねぇ!!!!!!””








余語(くっ!なんだこの二人のオーラは…。この次元についていけるのか!?)




ビュワァァウゥゥゥッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!



カァァクゥゥッッッッッッッ!!!!!!!!!!!





ズッッッッバァァァーーーーーッッッッーーッッーン!!!!!!



『ボール!!!!!!』



《ストライクからボールになる縦の変化球!!!!!よく見ました鬼頭!!!!!》


余語(このボールを見るか…。)


堂金(流石だね。)



鬼頭(初めてだよ。こんな投手。なんの動揺すら感じさせず、なおかつこの場面で心から俺との勝負を楽しんでやがる。)


桜沢『スゴいな…。この二人…。堂金も…あの南阪のエース、ヒロと同等の空気を見に(まと)っている…。こりゃますますどうなるかわかんねぇ…。』






ズッッッッバァァァーーーーーッッッッーーッッーン!!!!!!!!!!



『ボール!!!!!!!!』


《これも僅かに外れた!!!!!!フルカウント!!!!!!次の1球が運命を握る!!!!!!》





余語(届かせろよ。このミットにそのボール。)


堂金(打たせるつもりなんて更々ねぇ!)



“打たれたくねぇ!!!!!!!!!!”






鬼頭(この一振りで仕留める!!)



“俺が決める!!!!!!!!!!!!!!!”





《さあセットポジションについた!!!!!ランナーは全員投げた瞬間にスタート!!!!!!》






堂金『ウオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!』

鬼頭『ドリャアアアアアアア!!!!!!!!!!』







ビュワァァウゥゥゥッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






《享神のエース堂金、チームの想いをこの1球に!!!!!!まさに渾身のストレート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》








カッッ







キィィィーーーッッッーーーーーッッッーーーーーーッッッッーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



《しかし鬼頭もその渾身のストレートを弾き返した!!!!!!!!!打球は三遊間!!!!!!!!!!!!!!!》






≪152km/h≫








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