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悪役スライム令嬢

作者: てんきどう

軽い気持ちで書かせていただきました。

ゆるい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。


よろしくお願いいたします。


少女ライムは、お昼寝から目が覚めた時に、突然人間だった前世を思い出した。


ライムはそこにあった黒い石を溶かさないように一生懸命掴んだ。前世の記憶を忘れないうちに、葉っぱに書きこんでいく。


数年後に、聖女がこの国にやってくる

自分は成長すれば、悪役令嬢になる。

ここは、聖女が王様や四天王達と恋愛をする乙女ゲームだ。自分はその中でも最弱の悪役令嬢なのだ。


ライムは一生懸命対抗策を考えた。しかし無理ゲーだとしか思えない。


成長すれば、とても美しい少女にはなれる。それは確定である。見た目は全然大丈夫。しかし能力が低すぎる。


なぜなら、ライムはスライムだから。


ここは魔物の国で、成長して力をつければ人間の姿に進化できる。人間の姿で魔物の能力や魔力を使うことができるのだ。

人間の姿になれば異種族でも結婚できるようになる。卵で生まれて魔物の形で出てくる。そして父母が同じでも、別種の魔物が生まれてくることはよくあることなのだ。


ライムは、ブラックドラゴンの兄がいる。ライムは先祖返りとかで、最弱のスライムだった。


ゲームでライムはレベルを上げて、魔物の国の四天王に認められて婚約する。スライムが、である。どう考えても無理がありすぎる。

ゲームの制作者が適当に作った設定だと、ライムは思った。


人間の姿に成長できたとしても、拳一発食らえば砕け散る。その弱さで、人間の聖女を虐めるとか無茶苦茶である。

セクシーなサキュバスや魅惑の歌声をもつ人魚ならばまだ分かる。

スライムは歩く速度もとても遅い。ぽよんぽよんと跳ねるのが最高速度なのに。いつも兄の頭にのせてもらって家の中を移動しているくらいなのに。


兄にお願いして頭にのって、兄に聖女を苛めてもらおうかな?

でもそれじゃあ、恋愛ゲームじゃなくて戦闘ゲームになってしまう。

それに、大好きな兄が傷つくのは見たくない。


ライムは考える。

聖女が来るまでまだ時間はある。それまでに魔物の悪役令嬢らしく、聖女を困らせることを用意すれば間に合うかもしれない。


ライムはほっと安心した。お腹が空いてきたので、ぽよんぽよんと跳ねて食堂に向かって進みだす。疲れたので廊下の途中で休むことにした。

なにせまだ卵から生まれて間もないベビースライムなのだ。


うつらうつらと休んでいると、兄に発見されて抱き上げられる。そっと差し出された小さな魔石を口に含む。夢うつつにシュワシュワと消化しながら、兄の優しい魔力に包まれ深い眠りについた。



翌日の朝、ライムは部屋に迎えに来た兄に葉っぱに書いた物を見せた。そして全てを話すことにした。


ライムの聖女を苛める悪役令嬢化計画は、スライムの自分だけでは無理ゲーだから。


兄は、金色の瞳を見開いて葉っぱを見ている。しかし困った顔をしていた。


「ライム。文字が書けるようになったんだね。良い子だ。だけど何の文字か分からない。魔物文字の練習が必要だね」

「……え? ああっ! にほんご……」


葉っぱに書かれているのは日本語だった。

ライムはまだ、魔物語を習っていない。

それに今気づいた。しかも葉っぱが萎れてしまったら内容は残らないのだ。


「この葉っぱと黒魔石は、おまえのおやつだ。ちゃんと食べなさい」

「おにいさま! ライムはだいじなおはなしがあるのです!」

「ちゃんと食べたら聞くよ」

「さきにきいてください! おねがいです!」

「うーん。困った子だね」


兄のラゴンは人間の姿で、額をライムにくってけた。


「さあ、言いたいことを思い浮かべてごらん。私が念話で読みとるからね」

「はい!」


念話は、高位魔物が持つ能力の一種である。

話さなくても、考えたことを相手に伝えられる。

ライムは、前世の記憶を思い浮かべる。

ラゴンは、驚いた。


「夢とは思えない。とてもはっきりしている。数年後に聖女がこの国に来るのか」

「そうなのです。ライムはあくやくれいじょうをやるのです」

「魔物だから悪役になることは別にいいんだが。スライムに務まるのか?」

「いまからコツコツとあくのじゅんびをすればだいじょうぶなはずです……」


ところが。


「ライム? こら! 起きなさい! まだ食事を取っていない!」

「……むにゃむにゃ……」

「ライムー!」


ベビースライムの魔力量は少ない

すぐに魔力が尽きて眠ってしまう。

ライムは眠ってしまった。

そのまま塵になってしまうスライムも多いのだ。


「ライムが塵になってしまったら、私が両親に殺されてしまう……!!」


ラゴンは魔石や魔力のある草を砕き、ライムの口に含ませる。

ライムはうつらうつらとしながら、シュワシュワと消化しながら心地よい眠りについた。



翌日、ライムは苦く不味い粉砕魔石スープを食べさせられた。

高魔力が含まれているのだが、どうにも消化しにくい。

兄が心配そうにライムをのぞきこんでいる。


「飲みなさい。こんなに小さくなってしまって……。ライムはスライムだから、たくさん食べないと大きくなれないよ。全部飲んだら、ライムの悪役令嬢計画を手伝ってあげるからね。ライムが葉っぱに書いていたことも、ちゃんとノートに書いておいたよ」


兄ラゴンは、念話で日本語の読み書きを習得した。

ライムが伝えたかったことを、ちゃんとしたノートに書きうつしてくれたのだった。

ライムは嬉しかった。そして頑張って不味いスープを飲みほした。



「それで、ライムはどんな悪い悪役令嬢になりたいんだい?」

「ありがとう。ええと、せいじょのやることをさきにやっちゃうの。それで、かのじょにいってやるの。こんなこともできないの? にんげんのくににかえったら?ってイジワルいうの。わるいこでしょ?」


ラゴンは、生暖かい表情になった。

妹が可愛すぎる。

魔物なのだから、火を吹くとか爪で切り裂くとか毒を吐くぐらいすると思っていたのだ。

しかし、ライムがキラキラと誇らしげに一生懸命話すので黙っていた。


「それから、もうすぐこのくにに、びょうきがはやるの。それでみんながおかしくなって、スタンピードをおこしてにんげんのくにへいっちゃうの」

「!?」


ラゴンは青ざめた。

スタンピードは、魔物の国に起こる恐ろしい病気だ。

魔力が暴走して魔物の姿に戻り、正気を失って集団で暴走してしまう。

この病気で、多くの魔物が亡くなるのだ。


「ライム、人間の聖女は魔物の国に来て、具体的にどんなことをするんだい?」

「うんとね。にんげんたちが、いせかいからせいじょをしょうかんするの。しょうかんされたせいじょは、いじわるされて、まもののくににすてられてしまう。そして、おうさまやしてんのうさまのびょうきをなおして、こいをしてけっこんするの」


ラゴンに緊張が走った。どもるようにライムに質問をする。


「ラ、ライムは、スタンピードを、とめたり、魔王様達の治し方、を、知っている、と?」


ライムは、淡く金色に輝くボディをプルプルさせて、ラゴンの口調に不思議そうな顔をした。


「うん。まず、にんげんのせかいで、ききんがおきて、にんげんたちがわるいきをだすの。しょうきなの。それが、このくににはいりこむと、まものがおかしくなるの。せいじょは、しょうきをきよめるちからがあるの」

「瘴気だと!? 」


「まおうさまたちは、まりょくかたによるびょうきなの。せいじょのちからで、まりょくをぬいてなおしてあげるの。それは、ませきでもできるの」

「 なんてことだ!!」


ラゴンは、ライムの言葉を信じた。

彼はスライムで生まれたライムを慈しんでいる。

ライムの言葉なら、それを試す価値はあるのだ。


スタンピードも魔力過多による病も、解決法のない問題だった。

多くの魔物が亡くなってしまうのを防げるかもしれない。

それは、とても大きな希望に思えた。


ラゴンは、ライムを抱え父母のいる部屋へ駆け込んだ。


「大変です! 治療法が見つかりました!」

「まあまあ、慌ててどうしたのです?」

「ライムに食事は取らせたのか?」

「あっ……」


ベビースライムのライムは、魔力量が少ない。

魔物は魔力がなくなると、塵になってしまう。

ライムの体は透明に透き通り始めていた。


「ライムー!!」

「ライムちゃん、さあ! 早くこの高魔力スープを吸収するのよ!」

「料理人にどんどんスープを作るように伝えろ!」


ライムは、ボウルいっぱいの不味い高魔力スープの中に入れられた。

シュワシュワとスープを吸収する。

あまりの不味さに、ライムの眉が八の字の形になってしまう。


私が人間化できたら、魔物の国の料理も改善しよう! とライムは心に固く誓ったのだった。



一週間後、ライムはたくさんの魔石や草とともに籠に入れられた。

籠に入れられたまま、魔王城へ連れられた。

魔王様と謁見することになったのだ。


黒づくめの大広間に通される。血のように赤いカーテン、豪華な装飾がなされているが暗くて良く見えない。

階段があり、大きな黒い椅子に人の姿をした魔王が座っていた。


「スタンピードと魔力過多症の対策が見つかったとは本当か?」


肩までの銀の髪、黒曜石の瞳、彫刻のように整った姿、シルバードラゴンの化身が王だ。

声には魔力がのせられていて、聞く者を圧倒する。


「はい! 調べましたら、我らを狂わせる瘴気は確かに人間達の国から流れ込んでいました。そして人間の国は、悪天候が続いています。飢え死にするものが出始めているのです。人間が出す瘴気は、日々濃くなっております! 我らが大雨を鎮め、水不足には水を与えると瘴気が薄まったと報告がありました」


父が熱っぽく語る。

魔物の王や四天王達は、希望に満ちた表情で顔を見合せうなずいている。


「さらに、魔力過多症の治療法も分かりました!」

「なんだと!! それが本当なら、息子の……フレイム王子を助けられるというのか!!」


魔王が興奮したために、魔力の風が吹き荒れた。

そして小さく軽いライムは、篭からふわっと吹き飛んでしまった。

興奮しているために、誰もそのことに気づかない。


ライムは部屋の外まで飛ばされて、ぽよんと落ちる。

廊下でぽよんぽよんと跳ねていると、苦しそうな声が聞こえてきた。

声のする方へ、ライムは進んでいく。


豪華な扉が開いていた。

部屋の中の大きなベッドの中に、紅と白銀の子竜が寝ていた。

苦しそうな声は彼だった。


「だいじょうぶ?」

「僕に近づくな。魔力がコントロールできないんだ。スライムなんか一撃で砕けてしまう」

「まりょくかたしょう?」

「そうだ。恐ろしいだろう?」

「こわくないよ。なおしてあげる」

「なんだって? 治療法はないんだ。早く俺から離れろ!」

「だいじょうぶ」


ライムはぽよんと跳ねて、ベッドに飛びのった。

ライムは練習して、魔力だけを吸収できるようになったのだ。

聖女なら、聖力で魔力を相殺できる。


ライムは、子竜の頭にのって少しずつ魔力を吸収した。

子竜は少しずつ楽になっていた。


魔力過多症。

魔力の多い高位魔物に多い不治の病だ。

体に合わない程の多くの魔力をもち、うまく出すことが出来ず、やがて死に至る。

まだ体が小さい子どもがかかりやすい。


魔力を失った魔石には、周りの魔力を吸いとる性質がある。

空っぽの魔石を魔力過多症の魔物のそばに置けば、魔力過多症は良くなるのだ。

ライムは、魔石の魔力だけを吸収できるように練習した。

つまり魔物からも魔力を吸収できる。少しずつではあるが。


人間の国では、教会で魔石を浄化して様々な魔力を吹き込み、便利な道具として使っている。


ライムはだんだん疲れてきて、眠くなってしまった。

ぷるんぷるんと震えながら、子竜の頭の上で眠ってしまう。


「寝ちゃったのか? 変なスライムだな。……助けてくれてありがとう……」


子竜は、フレイム王子だった。

白銀の氷のドラゴンの父と、紅炎のドラゴンの母をもつ。

相反する力を持って生まれた。

その力をコントロールできず、魔力が体内に溜まりつづけて危険な状態だったのだ。


こうして、ライムとフレイムは出会った。


ライムが居なくなった事に気づいた兄達と、フレイムの魔力の気配が静かになった事に気づいた魔王が、部屋に飛び込んできた。

ライムとフレイムが、仲良く一緒に眠る様子に、とても驚いたのだった。



その後、フレイムとライムは婚約した。

フレイムの魔力を定期的に吸収できるように、魔王城にライムは住むことになった。

家族も一緒である。


「可愛いライムを最強の魔物が跋扈する魔王城に、1人で住まわせるわけにはいかない!」

「そうですわ! 魔力の風だけで飛んでしまう子なんですよ!」

「まだ人間化もできないベビースライムなんです。婚約なんて早すぎます!」


家族はライムが心配で、可愛い盛りなので離れたくなかった。

しかし、魔王様たってのお願いには逆らえない。


「ライムはまだ幼い。せめて人間化できるまで私にお世話させてください」

「それなら、僕も一緒にライムと修行するよ。いいだろう、ライム?」

「うん、いいよ。いっしょにがんばろうね」


ライムは兄にお世話されながら、苦しんでいたフレイムが元気になって嬉しいと思った。

彼はゲームでは、幼くして亡くなってしまうのだ。

そして、妻も子も亡くした魔王が深い哀しみで己の魔力をコントロールできなくなり、魔力過多症になってしまう。

そこを聖女に救われる展開だった。


フレイムは、キラキラと金色に輝くライムが大好きだった。

触れると柔らかくてすべすべして気持ちがいい。

命を助けてもらった。

ずっと一緒にいたくて、父にお願いして婚約したのだ。


フレイムとライムは、地下迷宮で仲良く遊んで過ごした。

小さなライムが、歩いていてうっかり地下の湖に落ちてしまうと、フレイムが湖を凍らせて走ってきて助けてくれた。


迷宮で取れた果物や魔力草を細かくして、フレイムはライムに食べさせた。


やがて、二匹は人間化する。

ライムはスライムの時と同じ色の、金の髪と金の瞳の細身の少女に。

フレイムは左の髪が白銀で右の髪が紅の、高い魔力を宿す黒曜石の瞳の美少年に。


二匹は仲良く手を繋いで、迷宮や魔王城を歩いた。

魔法の練習をしたり、ライムが迷宮の食べられる物を研究して調理をして一緒に食べた。

そうして、魔物の国に美食という概念が誕生する。


ライムが魔力を使い果たしてヘトヘトになると、フレイムがすぐに魔力を分け与えてくれた。


こうして、魔物の国ではスタンピードも起こらず、豊かな食生活を楽しむようになっていったのだ。


人間の国では気候が良くなり民も飢えなくなった。

ただ一部の貴族や神官達が、虚栄心を満たしたくて聖女召喚の儀を行ってしまった。

異世界から、聖力の強い女性がランダムに選ばれて召喚される。

貴族や神官達は、魔物は人間を襲い食らう化物だから、滅ぼしてしまえと聖女を魔物の国へ送り込んだ。


人間達の動きをずっと監視していたラゴンは、魔王と四天王とフレイムとライムに報告する。


魔王は、直ぐに貴族と神官達と聖女を捕まえた。

神官達の聖力を封印する魔道具を開発しておいたので、彼らにつける。

人間の国の王は、貴族や神官達の暴走だとして謝罪してきた。


ライムがこっそりと聖女を見に行くと、まだ幼い少女がしくしくと泣いていた。


「お父さん、お母さん、お兄ちゃん……帰りたいよ。帰りたい……」


ライムは聖女が可哀想になった。

しかし、今の自分は魔物なのだ。

悪者で悪役令嬢である。

その役割を果たさなくてはいけない。


ライムは、聖女の前に現れる。

ボロボロの聖女は、ライムを見つめた。


「私はライムよ」

「ライムさん……。私は佐々木愛子です」

「見たところ、膨大な聖力を持っているみたいだけど、趣味の悪い首輪をしているのね」


ライムは、聖女に嫌味を言う。


「そんなものを着けてる魔物なんていないわ。壊してやる」

「ええ!?」


ライムは、黒い首輪に手を当てて首輪の魔力を吸いとる。

首輪は聖女の首から離れ、ガチャリと地面に落ちた。


「隷属の首輪が……! どんなことをしても外れなかったのに!」

「こんなこともできないの? 人間の国に帰ったら?」


ライムは、聖女に意地悪を言う。


聖女は大粒の涙をボロボロと流し、顔を真っ赤にして泣き崩れてしまった。

きっと悔しくてたまらないのだろう。

ライムは、悪役令嬢をやり遂げたのだ。


これぞ、魔物の悪役令嬢なのです!

なんて誇らしいんでしょう。


「ありがとうございます! ライム様!」

「あれ?」


聖女はライムに感謝した。

ライムは、おかしいな? と思った。


「隷属の首輪をはずしてくれるなんて! それに元の世界へ帰っていいなんて!」

「あの……悔しくないんですか?」

「悔しいですよ! 私はお母さんがステーキを焼いていた時に召喚されたんです! この恨みは絶対に許しません!」

「……それは悔しいね」


食べ物の恨みは恐ろしい。

考えてみれば、聖女は別の世界から無理矢理拉致されてきたのだ。

希望して、この世界に来たわけじゃない。

帰っていいと言われたら、喜んで帰るだろう。

こんな設定は、ゲームに書かれていなかった。


兄のラゴンが魔法陣を発動し、聖女は感謝の言葉を叫びながら消えていったのだった。




「うーん。私は悪役令嬢をうまくできなかったわ」

「いいじゃないか。魔物の国も問題解決して栄えてる。人間の国もだ」


聖女を戦争の駒として召喚した貴族や神官達は、牢に入れられた。

瘴気を浄化するためだけに、一生自分の聖力を提供し続けることが決められた。



ライムはフレイムの膝の上で、スライムの姿に戻ってくつろいでいる。

フレイムは、スプーンでアイスクリームをすくって、ライムに食べさせる。

金色のライムが、少しだけチョコミント色に変化した。

それを見つめて、フレイムは幸せそうに笑った。


「愛しているよ。ライム」

「私もです。フレイム様」











最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!


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