004 人と付き合うこと
思ったより前編が長くなりますw。
でもどうして彼らは異世界と関わるのかを想像したり、期待したりして欲しいです。
どうぞ見続けてください。
「うん!ちゃんと似合ってますよー」
色々な事情があって、いつも行くの書店で手伝うことになっている。
傍にいる扉の上に「関係者以外立ち入り禁止」って書いてある、まだ何も関係していないけど、特別招待されている気分だ。
それで、ここの店員らしくするために、制服を借りした。
借りする時、店員のリンさんが今当番じゃない人のロッカーを迷いなく勝手に開いて、「似合うサイズを選んで?」っといった。
雑過ぎんか?この書店は。
私は気にせずに選んで、すぐ着替えたんだが。
驚くほどいつも通りの気分でした。
もし私が女の子だったら、服着替えた後、顔赤満面で着替え室に出て、人に見せられる時はきっと可愛いだろうな、なんて私が女の子じゃなかっだろう……
私って、想定以上つまんない人じゃなくないか?
「うん?どうかしましたか?もしかしてどこか問題が……」
「いいえ何でもありません、そいえばこれからなにをさせられるのですか?」
私また一人の世界に入り込んでる、本当に自分が男の子という事実に後悔しているんだけど、今はそうする場合じゃないね。
「言い方よ!もう……まっ、これからのすることですね……」
彼女が目を逸らして、なにかを発表する時みたいにドラムを叩く音を模して、自分の太ももなどころに両手で連打する。
こっち側が気まずい気分になった、でもかわいいから許すけど。
彼女の手が止まる途端、口が開いた。
「きっ、君はどう思う……?」
まだ決めてないのかいー、まっ、そうじゃなければ、私なんかに頼ることなんてしなかったもんね。
「じゃあ先のドラム音って何なんですか?すぐ私に任せるじゃないですか。私もリンさんに任せるつもりだったんですけど。」
「うえええん!色々試したけど、全然いけそうもないから詰んでたの!あなたがこの作品が好きそうだから、なにかの良いアイディアがあるかもって、頼ったわけよ……」
すると、彼女がシクシク泣いてた。
見切り発車な人だね、でもりんさんの行動力が高いどころか私のないものだった。
せっかく頼られたし、張り切るしかないね。
「このままじゃいられませんから、できることを探しましょう。先この書店の自由度が高いっておしゃってましたよね。」
「うん、でも人におすすめも看板の切り替えもかなりはっきりな所にしたけど置いたのですが、大きいな変化はありませんでした……」
彼女が自分頭を抱えて「ぐぬぬぬぬ」っと唸る。
この書店は自由度が高いの内に雑度も高いが、その上で出来ることは多いはず。
自由度の高い書店と言えば思い浮ぶことはないけど。
この優勢の上で何かできるか……
あっ。
「この書店、レビューをやったことはありますか?」
「レビュー……?」
困惑な顔をしている、どうやらやったことないようだ。
「そう、作品をおすすめしたい時もいいところを紹介したい時は、レビューが一番有効な手段だと思います。人気がないとはいえ、魅力的物はちゃんとありますからね、それらを伝えたら、少しでも読者数増えるでしょう。」
「あ!しかも、書いたレビューを漫画本の隣とか、前とか貼ったら、読者愛を直接に人に感じさせる……!」
私が同意するように頷く。
『「決まりたね。」』
お互いの目が合って、にこっとした。
x x x
「もう飽きたのですが……」
「いやいや、まだ『この作品のいいところは……』しか書いてないでしょう?」
その後、リンさんが「ちゃんと仕事をしているような真似をしないと怒られるから」とか言って、私たちがレジの裏でレビューを書くことにした。
ここの店長はしっかりしていないから、雇った店員を監視するタイプではなさそうだけど。
ここに二人で狭くて、肩が色々当たりしてはラッキーだけど、謎の新型ウイルスとかもあるから、ちょっと微妙な気分だ……
その漫画作品のレビューについては、文章を書くのが好きのおかげで、私はもう終わりの寸前だ。
ちなみにリンさんがその漫画何巻もかしてくれたので、速く読み終わって、私たちが毎巻をレビューすることにしたけど、リンさんは参っているようだ。
「でもこんなの、夏休みの宿題みたいなものなんでしょう?っと思ったらやる気が出ないよ~」
「じゃあ、リンさんはやる気が出ることは何ですか?」
私は気まぐれに聞いてみった。
……
返事がない?
「リンさん?」
気になって振り返った。
そして、リンさんさんの手元のA4用紙に、軽く絵描いたイラストが目に入る。
これ、リンさんが描いたの?
そんな短い時間でこんなイラストの完成度が、それににそのキャラの性格を表すなんて……
私が好奇心に従って近寄る。
「これ、主人公なんですか?」
「あっ、ごめんなさい、描いたこの子がかわいい過ぎて、つい夢中になって……申し訳ありません!ちゃんとレビュー書くから……」
リンさんが慌てて言うが。
「いや。」
人がやりたくないことにやりたいことをしている手を止める必要はない。
「そのまま描続けてください。」
「えっ?」
「そんな、凄まじいイラストの完成品が……みたいですから。」
彼女が絵紙を丸に揉もうとする手を止める、その絵は彼女にとって捨鉢なものだと見える、もっと自信を持ったら、その才能をもっと早く気づいたのに。
しかし、彼女がとっても困惑な顔で見上げていた。
「でっでも、レビューを書かないとっ……」
先のいい加減なリンさんがまるで消えたように、真剣な顔で言っている。
「いや、描続けてください。私が言うのは申し訳ないが、あなたが描いた絵は、レビューよりも情報量が多い、むしろわたしが書いたレビューよりも宣伝効果がずっといいです。」
「……」
そっと、彼女が黙る。
「陽気な顔と頭の花飾りや細かい要素、アクティブなポーズでありながらもボディラインを強調している、絵の配置はベテランレベルに美しいです。なんて、そんなに自信を持たないですか?」
やがて、彼女が黙ったままに、涙が絵紙にこぼり落ちる。
「えっ?なんて泣くんですか?えっ、、えっ?」
段々濡れていく絵紙を気にせずほど慌てるの私が何をするかわからないまま、うずうずしている。
泣く人が苦手だから助けで!?
やがて突然、彼女が笑い飛ばす。
「ぷっ、ふふ。」
「まっ、まだどうかした?」
揶揄うつまりだったら意地悪過ぎだけどさぁ……
「いやー君の慌てる様子を見たてから、絵を描く気を取り直した……ていうか……えへへ……」
彼女が顔の涙を拭き、ニコッと笑う。
私がその光景を見惚れていた。
彼女はまだ言い足りないようにエプロンの際を握りしめて、躊躇してから言う。
「うん~やっぱり素直に言いよう!あたしが絵を描いてる時に注意していることも、表したいことも、君が気づいてくれて、嬉しいだから、つい……」
突然の彼女から告白に驚愕した。
頭が真っ白になって、どんな形で、どんな態度で、どんな自分で、彼女を答えていくのか……
私の頭の中に、そういう疑問に満たされた。
「ああ~紙がこんなに濡れちゃって、これじゃ描き直すしかないね……」
私の沈黙のせいで気まずい雰囲気になってしまい、彼女が目逸らし、話を変わる。
私はそのままにしちゃいけないっと思い、話を引き返す。
「……すみません、急に黙ってて。えっと……」
頭がこんがらかって、また話せなくなった。
「こちらこそごめんなさい、雰囲気を気まずくしたのはあたしだから……」
しかし、リンさんが謝っても、妙な雰囲気は変わていない。
再び、二人はペンを動かす。
ダメだ、全然話すことはない……
このままだと、二人の距離が段々遠くなって、次に会う時に、お互いは初めましての状態になるのだろう。
っと思うと、全身が無力感に襲われる。
だから人と付き合うのが嫌いだ、っという理由を使って、この関係をほったらかす。
この流れはもう飽きた、二度と見たくないんだ。
とは言え、私は彼女の願いをサポートしているのに、彼女から離れることをばっかり考えるなんて、矛盾だ、しかも最低だ。
だから、このままにしちゃいけない、ほったらかすにはいけない。
そっと、私は息を吞む。
「……リンさん。」
彼女が名前を呼ばれたらびびった顔をする。
「なななっなんですか?」
それだけじゃなく、声も震えている。
顔の表現から考えことが分かりやすいタイプだ……
でもそれより……
「あなたの過去は、何かあったのか、知りたいです、教えてください。」
「えっ?」
そして、彼女が再び困惑するのであった。
しかし、彼女の目に光が反射して、まるでまた涙腺が崩壊するようにも、その一方で希望を見えてきたようにも見える。
なお、レジの前にいつの間に立っていたお客さんが怖い顔をしている、皺眉筋のシワもすごい。
「いいどころに邪魔するのは済まないが、そろそろ仕切りを……」
『「あ!申し訳ございませんでした!!」』
自分が誤字とか変な日本語をしているとか心配です。
だから、そういう事があったら、是非とも報告していただければ幸いです。
追記:
・勝手に小説名を変わってすみません、自分がつけた名前なのにいまは納得できなかった、二度目はないよ、多分。