002 いつもの負け
前編が長すぎでも、これは異世界テーマって忘れないで下さいねw。
遂に家に帰った……!!!
こんな急いで走るのは、小学校以来かもしれない……
私は激しい息を緩めながら、ずっと付けたマスクを取り外して、さしぶりの涼しい空気を吸い込む。
滑稽たけど、私が毎日にずっと期待していることはこの解放感です……これを生きがいにした私も凄いと思いますけどね……
でも、今の私は変わった、もっと大事なことを手に入った、この中身は溢れた希望と夢想の袋、素敵な生きがいになれるはずっ。
まだ、夢中になってる私は時間を気付いて、取り外したマスクをつけ戻す。
何故つけ戻したの原因は叱られる時の私の表情が見られたら厄介なことになれるからだ。
そして、誰か押されるみたいに、私の不気味な家に入る。
「ただいまー」
返事がない。
こんなに遅いの時間帯で家に帰ったら、叱られたけて終えることはない。
冬休み全部家で監禁生活なら絶対いやだ、やだやだやだやだ。
私はだえきを吞みながら、居間の扉を開けた。
中身は狂気な顔をしている立ち回ったお母さんだった!お見事!
「大志、何があった、説明するよね?」
「うっ、うん。」
想定内の反応だけど、ここからこそ本番だ。
私が書店での経緯のすべて素直に説明した。
でもお母さんの反応は激しくなっている。
「いい加減しなさい!書店で本を見回ったりよんだりしただけで、もう八時だったなんて……嘘をつけたいだとしてもこれはさすがに信じられないの。まさか、外で悪いことをしているのか?」
「……」
面倒臭い人、本来なら「違う!ほんとだよ!」って言ったいけど、それは無駄なことを気づいたら、もう何も言えなくなった。
故に、状況はだんだん悪くなる。
「やっぱりそうだったんだね、とりあえずこの二ヶ月出掛け禁止します、授業終わったら直ぐに家に帰なさい、それだけは譲れない。」
「……はい。」
そして、後ろでずっと隠していた書店からもらった袋を強く握りしめる。
私はいつもこんな状況に対しては苦手、一度黙ったら、頭が真っ白になって、もう反論することができなくなる件……
昔から変わっていないな、疑うだけのお母さんに仕方がない、仕方がないので直ぐ抵抗を諦める私。
説教終わったら、私が今買った小説を早めに私の部屋にいる本棚の真ん中にこっそり隠したり、お風呂入った後、布団に入った。
お兄さんも横に横になっている。
……すでに寝ている。
……
「明日、小説を読んで、語彙力を上げようか……」
そう布団の中で呟いながら、目を詰めていた。
x x x
こんな事があった後の二ヶ月、毎日大人しく学校と予備校の授業終わったらすぐ家に帰ったけど、小説を読む速度がはやすぎで、こないだも家にすることは小説を読むしかないから、三日ずつこっそり書店に行く事になった、謎の新型ウイルスとかなんとかもあるんだし。
毎回はお母さんに気づかれないように、すごく膨らんだ袋を持ち帰ることは大変面倒臭かった……
それに私は私のお兄さんと一緒の部屋たから、気づかれないないようにしないとね。
まぁ、普段は大事なことしか喋ってないし、お兄さんもずっと勉強しているから、大丈夫っしょっ!
それを置いといて、小説を買って本当に良かった。
やぁーーひとりでハマることって、本当に素敵。
それに本当にいい作品だらけなんだよね。
なんで出掛け禁止されるのに、私はまだこんなにテンション高いままなんだろうな……
でも、その二ヶ月のある日、調子に乗ってる私に、神様がからかいに来た。
「これ、最近流行ってるやつじゃん。この作品のアニメ見たよ、いいストーリだったよね。」
小説を読んでる時、周り注意してない私の後ろは、いつの間にお兄さんが立っている。
油断した私が悔しがっている場合じゃない、早く返事しないと――
「あっ…あぁ、最近はまってるんだ。」
「そうか、僕のクラスメイトはよくこの作品を話し合ってるよ。」
っていうか、アニメ?流行ってる?こんなこと聞いたことない!このままじゃ、この作品を嫌になるかもしれない……!
「そいえば、始めから出たその悪役っておもろいよね、僕の友達はさぁ、動画を投稿しているんだ、そのうち一本は、その悪役をモノマネして、大ヒットしたよ、中二病とかわけわからないことを言うとかみんなそうコメントしてたよ、今度その動画教えてあげるよ。」
はぁー……
最後に、好きなキャラクターを馬鹿にするのか……
それこそが、みんなが思ってることか、それこそが、真理ってことか……
わかったよ、辞めるならいいでしょう?諦めたらいいでしょう?
もう「みんな」の顔を思い出せると頭が退屈する。
失望かなんとか、この小説はもう、読み続けたくなかったよ。
私はまだ、一つ大事なことを忘れた。
私は、反社会人格だったのことだ。
みんなと逆らうために必死になっても、私の負けばかり。
私も、いっそあいつらとして、魅力的なことを、知ろうとした。
だけど、そうしたうちに、あいつらとしての魅力が、自分の友たちも見ていることや、その魅力をしている人の数だけだった。
お兄さんがいちゃった時、私はため息を吐いながら、ずっと小説を隠していた本棚の真ん中を空いて、本棚のはっきりのところで並んでいた。
まだ、こういう終わり方か……
……いや、まだ終わりではない。
きっと、世の隅で、みんな好きじゃなくでも、いい作品が沢山いるんだ。
私の居場所は、そんなに少なくではないだ。
そうだ!落ち込んでるまでまだ早い!
「よしっ、もう一回書店に行くぞっ!」
「大志?今言ったこと、もう一回いいかしら?」
あっ、まだいつままに、空気を読めてない者が私の後ろに立っている。
「今、何も言ってないよ……?」
「あたし、出掛け禁止って言ったよね?そして、もう何度もそのルールをぶっ壊しじゃったよね?」
……
その後、お母さんは二ヶ月の監禁生活を三ヶ月にした。
仕方ない、明日の授業終わるまで待とう……
長く書きました、楽しかったです。