生き残れたぁぁぁぁ、マジ死ぬかと思った
「話してるうちにもう時間になりましたので私の特訓はここまでです」
「ありがとうございました」「こっちも色々話を聞かせてくれてありがとう」
僕はまたペコリと頭を下げてお礼を言うとクリスさんは村の方へ歩いて行った。
『休めたけど、色々疲れたな』心の中でそう呟いていると村の方から真っ赤な紅色の髪をツインテールに
した女の子が歩いてきた。「ソラタ、今度は私がコーチだ!ビッシビッシしごいてやるから覚悟しとけよ」
なんかヤバそうなコーチがやって来た。
「お、お願いします」挨拶をするとトコトコとマリアさんは僕の方へ歩いてくる。
「それじゃあ、私がお前に教えるのは・・・・・・根性だ」と僕の方へ指を指してそう言った。
「それじゃあ、まず腕立て伏せ一万回始めっ」マリアさんの口から出た言葉はそれだった。
「そんな無茶な」「黙れ、ずべこベ言わずさっさとやる」と言うとマリアさんはどっかに行った。
僕は喋ていても仕方ないので言われたとうりに腕立て伏せをした。
後でマリアさんが帰ってきて僕がしてなかったらと思うといや、想像もしたくない。
せっせと僕は腕立て伏せをしている。今は二百回を過ぎた時にマリアさんは戻ってきた。
「あれ、お前腕立て伏せやってんじゃん。てかなんでやってんの?」
「だって、マリアさんがやれって言ったんじゃないですか」不思議そうな顔をしたマリアさんにそう言った
「いや、マジでやるなんて思ってなかったからびっくりしただけだ」
『なんか、真面目にせっせと腕立て伏せをした僕が馬鹿みたいに思っちゃうじゃん」
「もういいよ、腕立て伏せしなくて」と言ったので僕は腕立て伏せをやめた。
「はぁ、はぁ」「お前、ちょっと真面目すぎないか。そんな言われた事ばっかやってたら機械みたいになるぞ」と言われた。「だって、ちゃんとやってなかったら後でマリアさんに何されるか分からないですし」
「なるほど、でも流石に一万回なんて数できる分けないだろ」
「ははは、そうですよね(ガクッ)」
僕はなんかマリアさんに殺意のような物が沸いてきた。
「それじゃあ、今度は私と一緒にランニングでもするから私の後についてきなさい」
「はい」と返事をすると僕はマリアさんの後ろについて行った。
走る事十分僕とマリアさんは前に僕が行った山に来ていた。
『しかし、すごいなあんな地獄絵図だったのに魔法って改まると結構ヤバい物なのかもしれない』
「お前、結構体力あるんだな」と聞こえた。
「なんでか分からなんですけどね」と言ったら「なんだそれ」と言い返された。
『ほんと、この人ってシャ〇にそっくりだよな』とか思っていると・・・
「お前、変な事考えてねーよな」とか言われたのでびっくりした。
「や、やだなそんな事考えてないですよいきなり何言うんですか」と適当にとぼけた。
「ならいいけど。後十分頑張れよ」「は、はい」と言い返し僕はランニングに集中した。
「はい、おしまい。お疲れさん私の特訓はこれまで」
「ありがとうございました」とお礼を言うとマリアさんは村の方へ行った。
『ははは、なんか慣れちゃったな。この状況に慣れてしまった僕もどうかと思うけど』
五分後 「それじゃあ、今度は私がソラタのコーチをさせてもらう」
そう言いながら来たのはルミウスさんだった。
「よろしくお願いします」と挨拶をした。
「それじゃ、私が君に教えるのは相手の弱点を狙って会心の一撃を与える練習だ」
『なんか難しそうだな』とか思っていると「ではまず、私が魔法で作った岩を一撃で破壊して」と
言いながらルミウスさんは僕の目の前に二メートルくらいの岩を作った。
「なんでもって、例えばどんな事ですか」と聞くと「魔法でも打撃でもなんでもいいから一撃で破壊するんだ」と返事された。
『それじゃレインさんに教えてもらった部分装備を試してみよう。それにルシルに貰ったこの目を使ってみようかな。まず目に魔力を集中させてなんか見えてきたぞ。ナニナニえっとなるほどこれは赤くなったところが弱そうだな。次に右腕に意識を集中させて』
「我、魔王を守りし、騎士なり 我、剣の力を引き出す者なり 我、自らの欲を叶える者なり
今、我に漆黒の鎧を纏わせたまえ」すると僕の右腕に鎧が現れた。
「なかなかやるわね、それを一発ぶち込みなさい」と言われた僕は力いっぱい岩の弱点に向かって拳を前に
出した。すると岩はビキビキと僕の拳がめり込んだ場所から全体へと亀裂が入った。
亀裂が全体に行き渡るとバッコーンと派手な音を立てて崩壊した。
「これでいいですか」と聞くと「もうばっちしね、どうしよう私が教えるのはここまでなんだけどね」
どうやら、ルミウスさんは困っているようだ。
「一つ質問していいですか」僕は少し好奇心で聞いてみたい事があったから聞いてみた。
「別に良いけど何が聞きたいの」とオッケーしてくれた。
「僕なんかここに来てから少し悪くなったって思うんですけど、どう思いますか」
「確かに君はここに来たばっかの時は子犬みたいな子だったけど、今はなんていうかその化け物だね」
「・・・そうですか。あはははは・・・(ほんと誰のせいでこんな事になったんだろ)」
ルミウスさんの口から出た言葉は僕の疑問を確信させるものだった。
「化け物ですか、化け物ね、化け物か、はははははは」なんか狂ってしまいたい。
「ソ、ソラタ大丈夫か、で、でも化け物にしか出来ない事があるって考えたら良いじゃないか」
『レギンにも同じ事言われたな』「でも、化け物だから出来ない事もありますよね」
「そ、それは・・・」『言い返せないんですね』僕は化け物になりました。こんな姿親に見せられない。
でも、僕は元の世界には帰らないから別にいいか。
その後僕はずっと落ち込んでいた。そんな僕をルミウスさんはずっと励ましてくれた。
「おーい、大丈夫だからそんなに落ち込むな」と言ってくれてる。
そのまま三十分ルミウスさんはずっと僕を励ましてくれた。
「はぁ、そろそろ復活しますか」僕は復活した。
「では特訓の続きをしようかと思ったがもう時間だなではここまでだお疲れ」と言って村の方へ行った。
「ありがとうございました」とお礼を言った。
「これで、あとはセルカさんを残すだけだな」やっと僕には終わりの光が見えてきた。
待つ事二十分 「私で最後だな。今回はみんなが見てる中でするからな」と言っているのはセルカさんだ。
セルカさんの後ろには、みんながいた。しかもなぜかアイラさんとルシルまでいた。
「「「「「「「頑張れ~~~」」」」」」」
「それで、私がお前に教えることはない。だが、お前には私と試合をしてもらう」
どうやら最後の特訓はセルカさんとの試合だ。『時間を止めれる人にどうやって勝つんだよ』
「拒否権は・・・」僕は予想は出来るが聞いてみる。
「何言ってるんだ。ははは、無論ないに決まってるだろ」やっぱり予想していた答えが返ってきた。
「ですよねー」僕はもうどうでもよくなってしまった。
「それでは、始めるがお前の身の保証は出来ないぞ」『お父さん、お母さん、それに倉瀬僕は卵焼き食べれないかもしれない』
「では試合を始める」とアイラさんが言うといきなりセルカさんが僕の方に弾丸のごとく飛んできた。
「ちょっ、あぶなっ」僕は何とかセルカさんの攻撃を避けれた。
「よそ見をするな!もう試合は始まってるんだ」と言いながらセルカさんはコウガに手を伸ばし斬りつけてきた。「本気で行きますよ」「かかってこい」僕はレギンに手を伸ばし鞘から出すとセルカさんのコウガ
とぶつかり火花を散らす。僕のレギンは少し小さめの両手剣に比べてセルカさんは細剣だ、しかし全くビク
共しない。「くらえ」と言いながら目に見えない速さで突きを繰り出してくるセルカさん
僕は手も足も出ない。『どうすれば良い。ここで魔法を使うか、しかし使う前にやられる。そうだ』
僕はいったんセルカさんから離れレギンを思いっきり地面に叩きつける。
ドッカーンと音を立てながら砂埃を巻き上げた。
その間に魔法を使う「影の人形」
「私がこんなものにやられると思うなよ」と言うとセルカさんはコウガを大きく振り砂埃を振り払った。
「今度は僕から攻撃しますよ。影捕縛」僕は覚えたての魔法を使った。
すると僕の影から現れた触手のような物がセルカさんを捕らえた。
「な、なんだこれ」と言いながらコウガを振り回している。
「行くよレギン」僕はセルカさんに接近しレギンを振り下ろすと「甘い、残念だよソラタこんな簡単に
終わるなんて」と言って僕の心臓にコウガを刺している。
「これで終わりだ」と言った瞬間僕の影は消えた。それと同時にコウガが、刺さっていた僕も消えた。
「何、消えただと」僕正確には偽物の僕が消えると僕はセルカさんの影から飛び出し背後を取った。
「しまった、時間の停止した世界」
するとセルカさんは僕の目の前から消えた。「なかなかやるなだがこれまでだ」と言って僕の背中にコウガ
の刃先を当てている。僕は「これで終わりとでも思いましたか」と言った。
「何言ってるんだお前はってまさか」「そうです。いつから僕の偽物が一つだって錯覚したんですか」
するとセルカさんは、僕の背中から剣を離し自分の影に刺した。
「これで、大丈夫」「いつからセルカさんは僕が偽物だと思ってたんですか」
僕はセルカさんの背後に回ってカッコよくセリフを言ってみた。
「完全勝利、僕の勝ちです」「まいったよ、私の負けだ」と白旗を上げたセルカさんだった。
「すっごーい、ソラタ君リーダーに勝つなんて。でもまあ、勝たなかったらソラタ君が死んでたけどね」(レインさん)
「私もソラタ君はここまでかな、って思ていたけど、さすがだね」(ユニさん)
「死んでも私が再生魔法を使って生き返らせましたけどね」(ルミウスさん)
『ほんとこの人たちは良い性格してるよね』僕はうんざりしていた。
「それにしても流石我の騎士だ見事な戦いだったぞ」となんか頬を赤らめながら褒めてくれている
アイラさんだったが『なぜ頬を赤らめる』
「あ、ありがとうございます」変な気分になりながらもそう言った。
「これで今日の特訓は終わりだ、それじゃあ風呂にでも行くか」とセルカさんが言うとみんなは城に戻った
「ソラタ、私たちが入っている時に覗くなよ」セルカさんはそういうと城に戻った。
「覗きませんよ」と僕は叫んでやった。
「僕も風呂に行こうかな」「覗くなよ」と言ってきたのは人間の姿をしたレギンだった。
「覗かないよ、と言うかなんでまた人間の姿をしているんだよ」と聞いた。まあもうあんまり驚かないけど
「私も風呂に入るためだが何か問題でも」「あ、そう今度は女湯に入れよ」僕は前の事を思い出した。
みんなの冷たい視線と後思い出したら色々まずい物とか・・・
「言われなくてもそうするさ、なんたってお前が自分の剣に欲情する変態だからな」
「最後の一言いらないと思うけど、それは置いといて早く行けよ後ちゃんとタオルも持って行けよ」
「分かったって」そう言い残しレギンは戻った。
「僕も戻ろう」と言い僕は城に戻った。戻る途中でお腹が鳴った。なんたって今日は昼食を食べていないからだ。一日中みんなと特訓していたため僕は腹ペコだった。
僕は早く夕食を食べたかったが我慢して先に風呂に入った。
僕は風呂に入りながら色々イメージしていた。僕の魔法は自分の影などを使ったものが多い。
『影、影、影・・・』影と言えば影分〇だが、そのほかは相手の影に忍び込むそして殺る。
暗闇に隠れて敵を殺る。『なんか影を使った技って暗殺系が多いな、地味だけど強そう』
『影で相手から隠れる・・・頑張れば出来るなしかしどんな風に隠れよう。相手の影に隠れる、仲間の影に隠れる、物の影に隠れる、ほかには・・・駄目だ思いつかない。まあ今はいいか』
『影と言えば闇、暗いなどのイメージが浮かぶしかしこれは単なるイメージなのだ僕はイメージには
囚われない。自分の思いつく限りやってみる・・・そうだ相手の影を使って相手を串刺しに出来ないだろうか。もしそんな事が出来たなら防ぎようがない。これは使えそうだ、少しずつ試してみよう』
僕の思考は少しずつクリアになっていった。




