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異世界に来ましたぁぁぁぁぁ

これから始まるのは、誰かを護るために戦う、力を振るう少年の物語

この物語は、いずれ神話になる物語である異世界に来て彼が得る物は、力 否、権力 否、

助け合える仲間、信じあえる友達 そして想いの力が物語を綴る事

少年が何かを犠牲にしてでも手に入れたモノは何なのか?


        今、始まる


今僕の目の前に約一万の魔王軍が跪いている「え、なにこれぇぇぇぇぇー」


金曜日それは学校が今日行ったら休みだという日である。その中に一人頭の中にあと五分で、六校時終了の

ベルが鳴ると、思っている少年がいた、彼の名は、空ヶ崎くうがさきソラタ彼の成績は中の上身体能力中の下という

普通としか言えない少年だった、しかし彼は、チェスで生まれてこの方十四年一度も負けた事がなかった

だが、そのことを知っているクラスメートは、いなかった。

「キーンコーンカーンコーン」「では、今からホームルームを始めますね。」と小暮こぐれ先生が話している。

小暮先生は、二十代前半だが、少し子供っぽい「係から何かありませんか」と先生が優しい声で話した時教室中が光った、

「うぁぁぁぁぁぁ」と教室にいた全員が叫んだ


「はっ」と気がつくと周りに、たくさんの人がいた「勇者様ー」とほとんどの人が叫んでいた

次第みんなが起き上がり「何、これ」と呟いたすると一人の老人が、出てきた

「ようこそ、勇者の皆さん」と話した「え、今このおじいさん、何て言った」と、みんな近くの人と❔を頭

の上に浮かせながら話しているそりゃ当然だなんせ、さっきまで教室にいたのだから驚くのにも無理はない

すると、突然老人が「担当直入に言います。どうか我らを、人類を救ってください」

老人の言葉を着てやっと理解出来た、どうやらここはアニメであるあるの、異世界であの教室にいた奴は

全員が異世界召喚されたらしい、ここにきてまだ意味が分かっていないやつは、二人一組になって互いの頬をつねっている。するとあちこちから、「マジで」というみんなの声が、聞こえてくる。

騒ぎが落ち着いたのを確認して小暮先生が、老人のいる方へ足を進めた。「あのぉー、これはどういうこと

ですか?」と、老人に質問した。老人は「ワシはケルトじゃ」と言い事情を話した。

どうやらこの世界は魔王軍が、人類を滅亡させようとしているらしい。魔王軍を倒すために僕達を召喚したらしい。その話の中には魔王を倒さないと帰れないと言っていた。

そしてクラスで一番正義感の強い木下が先生に「どっちみち倒さないと、いけないなら、助けましょう。」と言った。さらに勇者達には、一人ひとりに最強クラスの武器を、授けてくれるというのだ。するとみんな

の心から不安がなくなった。「しかし、今日はもう宿で 、お休みになってください。」とケルトさんが

言ったので、休むことになった。最強クラスの武器は町の中心にある石にある穴に、手を入れると出てくる

らしい。最初から最強などチートとしか言えない。


宿に着くと大勢の人が出迎えてくれた。

「ようこそ、この世界を救ってくださる、勇者様、今日は楽しんでください」と言う、歓迎の言葉を

受け取り、部屋に行った。

部屋は、二人部屋で僕は、小野さんとなった。 小野理亜おのりあさんはクラスのアイドル、いや

学校中のアイドルだ。穏やかでとても優しい、彼女とは、僕はあんまり話したことがないが

たまに、向こうから話してくる。だが、その話の内容は、分からない事ばかりだ。

例えば、僕の好きな人を聞いてきたり、僕の読んでる本の事などを話してくる。

僕はいつも話しかけられても最低限の事しか言い返さなかった。話しかけられる度に周りから、嫉妬の眼差しや、殺意剝き出しの視線が送られてきた。だから僕は最低限の事しか話さなかった。

部屋に入って僕はまず、考え事をした。『そりゃ、当然だほんの数時間前までは学校に居たのだから。

それが今となっては、異世界の勇者だぁぁぁ~ 異世界の救世主だぁぁぁ~、な~に、甘ったれてるんだ

自分達の世界の事は、自分達で解決すればいいのに、全くけしからん』

「ラタ、ん おーい、聞いてる」「えっ、何」僕に話しかけていたのは、小野さんだ。

「大丈夫?」「うん、大丈夫だよ、それで、何の話」

「うん、その~、ソラタ君はどう思っているの」「何を」「ここの事だよ、私はまだ実感湧かないな」

どうやら、小野さんはまだ、この世界の事今日の出来事信じられないみたいだ。

「僕も、まだ実感湧かないかな、でも、どうしようもない事ってことは確か何だしどうしようもないね」

「うん、そうだけど、私少し怖いな、だってもしかしたら死んじゃう事もあるって事なんだよね」

「でも、大丈夫だよ、みんな強い武器を貰えるそうだし、もしそんなことがあったとしても、

木下君とかが助けてくれるだろうし」僕が、そういうと少し頬を膨らませてプイッと違う方向を向き

僕にこう言った。「も~、そういう事じゃないんだよ」と言った。

僕と小野さんはその後夕食を食べに大広間に行った。


大広間に行くと、みんなもう席に着いていた。

「遅いよぉぉぉ~二人共、早くしないと、先に食べちゃうよ」と言ったのは、倉瀬舞くらせまい

倉瀬は、とても活発な人だ、少し不良みたいな外見だけどものすごく優しい人だ。面倒見もよくて

近所の小っちゃい子と、よく遊んでいる。僕と、倉瀬さんは家が隣で、親同士も仲が良いので小さい頃

から、よく一緒に遊んでいた。このクラスで僕が一番話している相手だった。

「ごめん、舞ちゃん」小野さんが、倉瀬に謝ると席に着いた。

席に着くと、ものすごい御馳走が、あった。クラス全員で「いただきます」と、言って夕食を食べた。

僕の隣は、倉瀬だった。僕が黙々と、料理を食べていると・・・「ソラタの、卵焼きも~らい」

「ちょっと、倉瀬」と僕の卵焼きを取ってきた。

「倉瀬、僕が卵焼き好きなの知ってるだろ」「うん、知ってるよ」「じゃあ、何でとるんだよ」

僕は、いつも誰にでも敬語で、話しているが倉瀬にだけは、タメ口で話している。

「まあ、まあ、そんなに怒らない、元の世界に戻ったら私が卵焼き作ってあげるから」

「こんな、美少女の作った、卵焼きが食べられるなんて、ソラタは幸せ者だぞ」

確かに、倉瀬は料理が上手いし、自分で美少女と言うだけあって、相当な美少女だ。

「まぁ、それは得したな、倉瀬の卵焼きはめちゃくちゃうまいからな」

「一口一口、感謝の気持ちを持ちながら、食べるのじゃ」

「お前、何歳なんだよ、今、おじいちゃんみたいだったぞ」

「おじいちゃんじゃなくておばあちゃんだよ」

こんな感じで、いつも話を流している。

夕食を食べ終わった後、部屋に戻った。その後、僕たちは風呂に行った。


浴場に、入るとまず体を洗い浴槽に浸かった。

するとみんなが、柵を乗り越えて女湯に行こうとしていた。

「ソラタもこっちにこいよ」と僕を呼ぶ声が聞こえてきた。僕は無視して先に上がった。


部屋に戻って、椅子に座っていると、ガチャ、とドアを開ける声がして音がした方向を見ると

小野さんがいた。「あれ、ソラタ君は女湯覗かなかったの」

「小野さん、女の子がそんな事言ったらダメだよ」

「だって、さっき女湯を覗こうとしていた人全員怒られていたから」

『よかった、覗きに参戦しなくて』

僕は内心でホッとしていた。

「それでソラタ君は前から思っていたけど、もしかして・・・」

「もしかして・・・」「・・・ゲイ・・・」「そ、そんな事あるわけないじゃないですか」

「よかった、ソラタ君って倉瀬さんと話しているか男の子としか話してなかったから」

「まあ、倉瀬とは家が隣で昔から、よく遊んでいたから」

「それじゃあ、ソラタ君って倉瀬さんの事が好きなの」

「いやいや、そんなことはないよ、確かに倉瀬の事は嫌いではないけどそんな」

僕はとても焦っていた。「じゃあ、ソラタ君に言いたいことがあるんだけど」

「言いたい事って何ですか」「私は、ソラタ君の事が、好きです」

『えっ、何て言った。す、すき、学校のアイドルの小野さんが僕の事を』

「私、ずっと前からソラタ君の事が好きだったの、だから、私と付き合ってください」

「小野さん、うれしいけど僕は今は小野さんの気持ちを受け取るのは無理です」

「なんで」 「もしかしたら、明日僕が死ぬかもしれない、明日じゃなかったら、明後日かもしれない

そしたら、小野さんを悲しませててしまう。だから今は、小野さんの気持ちを受け取れない」

「分かった、じゃあ元の世界に戻ったら、私もう一回告白するから、その時は受け取ってね」

「その時まで、小野さんの気持ちが変わらなかったら」

「私の気持ちが、そんなに変わるわけないよ、私絶対にソラタ君の彼女になるから」

「楽しみに待ってます」僕はそう答えると、明日に備えて早めに就寝した。


翌日、町の中心にある石の前にいた、石は大きさ一メートル八十ぐらいで、石というより岩みたいだ。

そして、一人ずつ岩に手を入れて行くまず、最初は浅井亮太あさいりょうた君だ浅井君は小柄だけどとても気が強いそして浅井君が岩に触れると小刀が出てきた。次は上野幸谷うえのこうや君上野君はのんびりとしている。上野君が手にした武器は二丁のリボルバーだその次は小野さんだ、小野さんの引いた武器はアイドルが持っているような、魔法の杖だその次は坂神宮子さかがみみやこさんだ坂神さんは小野さんの親友でクール系の人だの手にした武器レイピアだそれから次々に武器を手にしていく気がついた時には、みんな強い武器を持っている。そして次が木下だ、手を岩に入れた

途端岩が輝いた。木下が手を引き抜くと、ケルトさんの顔が青ざめた。

「そ、そ、それは、七本の神剣の一本 聖王剣 英雄《グランシャリオ》ではないか。」「英雄《グランシャリオ》?」「うむ、この世でも最強中の最強の武器じゃ。」どうやら木下がすごい武器を手に入れたようだ。よし僕も。すごいの引いてやる。そう思いながら穴に手を入れると岩が漆黒のオーラに包まれ

た。手を引き抜くとケルトさんの顔がさらに青ざめた。 「そ、そ、それは、七本ある、罪の剣 

強欲の刃 レギンじゃ。」その瞬間僕の体は漆黒の鎧に、包まれた。「ぐぅ、うぁぁぁぁ」

すると頭痛がすると同時に頭の中に言葉が流れてくる「魔王様を、守れぇぇぇぇぇ」「くっ、奴らを魔王様に近ずけるな。」


「な、何だこれ」僕がそう思った直後に鎧は、消えた。ばたっ、僕は倒れた少しすると座った。

みんなが「おいっ、大丈夫かっ」と、聞いてくる。「うん、大丈夫だよ。」と答えた。

すると、ケルトさんに、先生が「あれは何なんですか。」と言った。「あれは、」ケルトさんが、話そうと

したらいきなり僕達の目の前に、一つの魔法陣が現れたすると魔法陣から一人のエルフのような女性が出てきた。「初めまして、主様。」と僕に話してきた。すると周りから「魔王軍が来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

えっ、魔王軍でも確かに今魔王軍って言ったよな。でも、このエルフの人は僕に跪いている。

「早速ですが、今から私について来て下さい主様。」「えっ、どいうこと。」「今は、時間がありません。」「もうしわけありませんが、少し手荒に連れていきます。」どすっ「えっ」ばたっ 

僕は気を失い彼女に抱えられて魔法陣に連れ込まれた。

「空ヶ崎君」と小暮先生の声が魔法陣がなくなった後の街に響いた。


「ケルトさん彼は、空ヶ崎君は無事なんですか」

「分からん、彼の名はソラタじゃったな、彼はこれから敵として会うことになるじゃろう」

みんなは、その言葉を聞いて表情がこわばった。

「じゃが、魔王を倒せば彼を助けることが出来るじゃろう」

「じゃあ、先生、僕が空ヶ崎君を助けます」と木下の声を聞いたみんなは、心が一つになった。

「私は、空ヶ崎君を助けたいです。だから・・・私は、強くなりたいです」

「理亜が行くなら私も行くわ」と理亜に続きソラタを助ける発言したのは宮子だ。

「それでは、皆さん魔王を倒せるように強くなって空ヶ崎君を助けましょう」

とみんなをまとめたのは、小暮先生だった。

このクラスはとても仲が良いがそのせいで後に大変になるなんて誰も思いもしなかった。

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