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前置き

日本の中世の乱世、戦国時代。

その時代で最も名を馳せた小国の大名、織田信長。

彼を取り巻く周囲の人々は地位にかかわらず様々な逸話が世に知られている。


豊臣秀吉や徳川家康、柴田勝家や前田利家、女性陣に至るならば豊臣秀吉の正室である寧々や前田利家の正室である松など。

しかしその世に知られている人々が多い中、最も脚光を浴びてもよいはずのある人物についてはほとんど記録に残っていない。


それは織田信長の正室となった、美濃の国主斎藤道三の娘である帰蝶、後の濃姫である。

婚姻後すぐの若年での死亡説、同盟関係の破棄による本国送還の後の疎遠、本能寺の変で信長年を共にした、本能寺の変後も晩年まで長生きした、などなど多くの説があるがどれも信憑性に欠き正史と言えるものはない。


濃姫は一体どこからやって来てどのようにこの時代を生きて、そして今ある歴史をどのように作ったのか。

夫である織田信長との子供もなく、歴史に名を残すような行動が一切なかったのは何故なのか、そして彼が歩んだ数奇で奇跡的な運命とはいかにして作り出されたものなのか。

全ては我々が生きている歴史とはまるで違う道を進んだ、全く異なる世界の未来から戦国時代へとやってきた一人の少女によって始まる。


サブタイトルに(2✖✖✖年編)と書かれている話は戦国時代の話ではなく、鬱展開や差別などが多く描かれています。

苦手な方は以下の点だけをあらすじとして理解してそれ以降から読んでください。


・第二次世界大戦は勃発せずに日本は降伏したことにより隷属しない白人以外の唯一の民族となった

・主人公の少女「吉野濃」は日本から奉公人として世界の覇者である大英帝国へ単身渡って住み込みで働いていた

・民族にはそれぞれ肌の色や出身地などで等級別に分けられており、職業や扱いのその等級によって大きく異なった

・そんな世界の常識に疑問を持った主人公の少女は新型タイムマシンの存在を耳にする

・その場所へと訪れて過去を変えるため少女は白人とのファーストコンタクトであった戦国時代の歴史改変に活路を見出しで過去へと旅立った

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