手
何となく書きたくなった。
でも、自殺はダメ、ゼッタイ!
《手》
人間に与えられた便利な物。
無い人は大変不幸な人。
体の一部分。
貴方は何故手を使用するんですか?
友達や恋人、家族と手を繋ぐ為?
物を拾ったり、運んだりする為?
食事の為?
誰かを助ける為?
良いですね。最高の使用法ですよ。
では、最低の使用法とは?
誰かの物を盗む為?
誰かの命を奪う為?
誰かの手を振りほどく為?
何かを捨てる為?
そうですね。最低な使用法です。
でも、それが出来るんですよ?
こっそりと手を他人のポケットに入れ、こっそり盗みたい物を出す。
ナイフや縄、銃を使ったり、高い所から突き落とせばそれで終わりですよ。
高い所から落ちそうな人の手を掴んでから、振り解けば最高の絶望でしょう。
捨てれる物なら何でも捨てれますよ。
ほら、自分の首を掴めば苦しくなって命が捨てれますよ?
どうしたんですか?何で驚いているんですか?
ああ、自分にとっての体の一部が凶器紛いの物だったからですか?
だって、拳銃に引き金が有るのも、ナイフに取っ手が有るのも全て手の為ですよ?
ね?手って恐ろしいでしょ?
でも、手は凶器じゃない。
気持ち1つで自殺を自殺未遂に出来ます。
さてと、一回やってみますか。
あ、苦しくなってきた。陸に上がった魚の気持ちがわかります。
ドンドン苦しくなってきた。
あ、勝手に口がパクパク開きます。
これが体の無自覚の抵抗でしょうか?
おおっと、勝手に手が外れました。
ああ、流石に直の首締めでは死ねませんでしたか。
まったく、手は使えない。
やっぱり何か慣れないなー
大人しく二次創作書いてよっと。