表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

第一話 進撃の天下布武

 足利義昭は室町幕府・最後の将軍です。織田信長に擁立され、第15代将軍に就任しましたが、新たなる時代の覇者を目指す信長と対立して、その結果、信長に敗れ、室町幕府を滅亡させることになりました。

 俺は織田信長様の馬廻衆を勤め、

 桶狭間の戦いや稲葉城の戦いなど、数々の、

 合戦を戦った。


「この信長が天下を平定して新たなる世を創る」


 勢力を拡大して飛ぶ鳥を落とす勢いの信長様は、

 意気揚々と号令を発した。


「天下布武じゃ、京へ向う」


 1568年。信長様は足利義昭を奉じて上洛。

 三好三人衆などの抵抗勢力を撃破して、義昭は、


「室町幕府・第15代征夷大将軍に就任」

 

 室町幕府の再興を果たした。だが、

 未だに足利将軍に反抗する勢力もある。


「信長よ、朝倉が上洛の命に従わぬぞ」


 朝倉氏は越前の名門大名であるが、

 将軍の上洛の命令を無視したのだ。これを受け、


「では、この信長が成敗いたします」


 1570年。信長様は徳川家康と連合を組み、

 朝倉義景の討伐に向う。織田・徳川連合軍は、

 手筒山城、金ヶ崎城と侵攻して、

 優位に戦いを進めていた。だが、その時、


「怪しげな者が、陣の周りを徘徊しておりました」


 と、兵が俺の前に連れてきたのは、


「あっ、愛都まなつじゃないか」


 それは男装した俺の幼馴染だった。

 愛都は信長様の妹・お市の方の侍女として、


「今は北近江にいるのではなかったのか?」

「お市様から、信長様への書状を預かって」


 お市の方は浅井長政と政略結婚している。

 その書状が合戦の陣に届くということは、


「重要な要件に違いない、すぐに本陣の信長様へ」


 その書状には浅井長政が義兄の信長様を、

 

「裏切って、後方から攻め込んでくる」


 という内容が記されていた。突然の裏切りに、

 信長様は呆然と、


「まさか、これは虚説でないのか」


 と、信じられない様子であったが、

 そもそもは信長様が浅井氏との同盟締結の際、


「浅井氏と関係の深い朝倉氏へは攻撃しない」


 との条約を一方的に破ったことが原因だろう。

 朝倉義景は越前随一の名門大名である朝倉家に生まれ、11代目の当主となりました。義景は政治に関心が薄く、家臣に任せきりで、自身は文弱に溺れ、遊芸に明け暮れていたとも伝えられています。彼も乱世の激流に押し流された統治者だったのかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ