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27/次の仕事

「カイト、シュピーキャ、そして俺の三等分だ」


あれから数日経ち、俺たちはランセニュが換金したリッシュの宝の代金、つまり今回の仕事の報酬を受け取りに来ていた。


「おー!中々あるな!これなら今日までの飯代を払っても一ヶ月くらいは過ごせそうだぞ!」


「おぉ......本当だ........」


そこには本当に中々の量の金貨があった。


まあ、あの命懸けの仕事の報酬だと考えると妥当くらいなのかもしれないが。


「おー。中々最初の稼ぎとしてはいい値段あるねー」


後ろからマルシャさんに言われる。


「でもでもー、これだけだともし警備兵とかに追われることになった時に足りないかもだよねー」


「そ〜だな」


「警備兵に追われる.....」


「そうそう、これでも一応みんな闇社会の人だからねー。このバーに来てる人でも、警備兵に追われ続けて、何ヶ月か色々なところに身を隠しながら生活したっていう人がいてねー」


「なるほど....」


「その人は最終的に警備兵を諦めさせたから掴まりはしなかったんだけど貯金が無くなったーって言ってたよー」


「そんなに.....」


「と、言うことでだね、ランセニュさん」


そうマルシャがランセニュに振る。


それを聞いてランセニュは少し困ったような表情をした後に言う。


「あ〜、そうだな。こんなに連続で悪ぃんだが.......次の仕事、ってわけだな。いいか?」


次の仕事.....想像よりは早いが、やっても損はないだろう。


「ああ、もちろん!」


俺がそう言うと、ランセニュは笑顔を作り、話始める。


「こんなくっろ〜い噂を聞いたことがある」



「ー人間を殺す、幻狼族の生き残りの噂だ」





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