9.5/行き詰まり
「さてと.....どうしたものか。」
シュピィが一緒に義賊をやってくれるようになったと言っても、悪人の情報を手に入れられていないという問題が解決しなければ、仕事を始めることができない。
「やっぱり情報屋から聞くしかないよな.......。」
「それはそうだな。ま、ニーちゃんも私も、今現在払えるものがないから買えはしないけどな。」
「そうだよな........。」
俺が困ってると、マルシャが皿の片付けを始める。
「あ、手伝いますよ。」
俺がそう言ってカウンターの方に向かうと、、シュピィも一緒に来る。
「私もやる!」
とシュピィもついて来た。
「良いのに良いのにー。私が好きでお店やってるんだからー。」
とマルシャは遠慮するが、泊めてもらっているお礼をどうにかしてしたいので押し通す。
「ありがとねー。じゃあ、お言葉に甘えちゃうよー。」
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