へびよ、さらば
いや、別に。
この詩集をやめるとかそういうわけではなくて、ですね。
ただ単にこういうタイトルの詩だというだけの話です。
ひらがなばかりで読みにくいのは、脳内で意味に変換することで再度言葉の意味を強く伝えることができるのではないかという計算からです。
おとなはきたないのです、へへへ。
なーんてね。
じぶんがひさんだから
というりゆうで
たにんをこうげきしていいの?
じぶんがきらいだから
というりゆうで
たにんをきらってしまっていいの?
じぶんがただしいというのは
ただのおもいこみだとは
おもえないの?
じぶんがただしいといえるこんきょなんて
そんなもの
ただのさじょうのろうかくだよ
そんなことにもきづかない
おろかなあたまをつかったって
しんじつなんてみえないんだって
なぜきづかないのかふしぎだなぁ
だれにもかれにもいいがかりをつけてさ
じぶんがみとめないものをはいじょするって
そんなの
ただのどくさいしゃのしこうと
おなじしこうじゃないのか?
ちがうのか?
それともそれだけじしんまんまんの
たしゃこうげきのうらには
あのへびだけがただしいという
なにか
うそみたいなしんじつがあって
それを
あのへびだけがしっているってことなのか?
そうはみえないんだけどね
でもそんなみえみえのわるぐちを
しんじてしまうばかばかりおおくて
ちょっといきづらいよのなかに
なってきちまったなぁ
さよなら
お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




