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さすらい蛇、100年の孤独
さすらい蛇の思いなど、
誰も知らない、気づかない。
さすらい蛇が舌出せば、
呆れた笑顔で手を小さく手を振る。
さすらい蛇がどこへ行こうと、
みんなはなにも気にしない。
さすらい蛇の望みなら、
どうせ「一緒にいさせて」だろうと、
さすらい蛇の望みなど、
どうせ「仲良くしてよね」だろうと、
(ほらよ、一緒にいてやるぜ)
とか、思われ放題思われている。
さすらい蛇の心には、
傷つく場所などもうなくて、
さすらい蛇の心には、
憧れの人ももういない。
さすらい蛇はただ1匹でも、
生きていけると言い続け、
さすらい蛇はただ1匹で、
100年を超え、生きて来た。
さすらい蛇は、生きて来た。
生きたくなくても、生きて来た。
いつでもさすらい蛇の命は、
けっして消えない、なくならない。
さすらい蛇の、目を見てごらん?
さすらい蛇は、愛に、飢え、
さすらい蛇は、罪を、食べ、
さすらい蛇は、自分の心臓、
『あの愛』に捧げる破滅の意志持つ。
さすらい蛇よ、さすらい蛇よ、
忘れられない、夢、抱き、眠れよ。




