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堕落の星
サルは、目を閉じた、
川は増水し、決壊すんぜんだ。
蛇は、舌を出し
赤い血をすすりつづけるだろう。
どこにも、空は落ちず、
ただ、天使の歌声が、胸を撃つ。
ラクダの星は、砂漠の銀狐をからかい、
オアシスにもつれた糸と静寂を絡め取る。
赤い月のしたたる雨水を食べるのは、
風も吹かないのに鳴る、風鈴の歌を聴きながら。
堕落したいという、前向きな破滅願望を
ヒラヒラさせて、流れる流星に、
サファリの河馬は、祈るだろう。
まるでぜんしんに血の汗をにじませながら。
その血を、まるで預言を奪い取るように
邪眼の蛇に吸いつづけられながらも。




