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とりとめもない詩集  作者: 橋本洋一


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84/100

救世主になるまで

荒地の中心で男が一人祈ってる

世界平和とか愛の役目だとか

結構壮大なことをたった一人で祈ってる

それが男の役目なのかは誰も知らない


そんなの神様に任せりゃいいじゃん

隣で囁くのは醜悪な毒蛇の帝王

お前が考えることじゃないじゃんか

そう言ってせせら笑うんだ


男は何もかも無視して祈り続ける

自分のことを裏切る男が天国に行けるよう

自分のことを三回も知らないと言う男が報われるよう

自分のことを十字架にかける男たちの許しを


かつて男が子どもだった頃

天使に宣告されて嫌がった

そんな運命嫌だよ誰か代わってよ

受け入れるのに三十までかかった


今まさに運命を受け入れてる

この試練を達成したら向かうんだ

十字架にかけられる運命に

世界の救世主になる運命に

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