後二歩足りない４８回目のラジオ
「４８回目のラジオですねぇ」
「５０回目まで、後二回だな」
「前回は夜中に下駄箱をテーマで語るのは、アイドルっていうか乙女としてどうなのよ？」
「いや、それはアミがテーマ提案しただろう」
「そうなんだけど、なんで、乙女っぽい事を話していないんだろうと、思うところがあるわけよ」
「まぁラブレターとかソレっぽい話もしたから、セーフじゃないですか？」
「ずいぶんとゆるい判定よね」
「じゃあ今回はアイドルとか乙女っぽいテーマでいくか？」
「それは、それで面倒よね」
「もう乙女とか関係ないですよね」
「いやまぁでもいまさら、アイドルとか乙女っぽい話題というのができそうもないなぁって」
「無理だと決めたらできないと思うぞ」
「でもナナ、こういうのは急にやれと言われてやるというのは無理だと思うのよ」
「まぁそれもそうだとは思うが、じゃあどうするんだ？」
「でも、徐々にならできると思うのよねぇ」
「まぁ一理あると言えばありますね」
「そこでヒナ、あんたアイドルっぽい喋り方にしなさい」
「いや、アイドルっぽい喋りってなんですか？」
「ほら以前やったみたいに、語尾に、にゃんとかワンとかつけるとか」
「それはアイドルじゃないですよ」
「ミケらんはアイドルだから大丈夫じゃない？」
「イヤですよ」
「ヒナ、アイドルは時に媚でもあざとさでも売りにしたらいいじゃない、一種の企業努力よ」
「それならアミさんが、やればいいじゃないですか」
「めんどくさい」
「断る理由がアイドルらしくない」
「まぁ企業努力とか詭弁は置いておいて、そろそろ今日のテーマ決めるぞ」
「じゃあヒナ、アイドルらしいテーマをお願いね」
「難しいですね、避難訓練でどうですか」
「避難訓練のどこが、アイドルらしいのよ」
「あそばない。 いいんちょうや先生の言う事を聞く。 どうせ訓練だとおもわない。 るーずに行動しない。」
「あいうえお作文か」
「避難訓練にあったわね、なんだっけ毎回よく聞くわよね」
「おさない、かけない、しゃべらないの３つだな」
「毎回聞くのにわすれて、どうするんですか」
「うるさいわねぇ」
「まぁ避難訓練の時、どうせきちんとうけていないんだろう」
「いや、避難訓練の後の校長先生の話を聞いていないのよ」
「それもどうかと思うぞ」
「いや、実際さ学校で緊急事態になったとして、その後校長が長い話する？」
「多分しませんよね」
「でしょう、私はそこまで含めて避難訓練だと思うのよ」
「それは、詭弁だろう」
「でもまぁ、おかしをあげますって言われて、この言葉言われたとき腹立ちますけどね」
「緊急事態とかいっておいて、駄洒落というのもどうかと思うわよね」
「確かにそういわれれば、そうだが備えると言う事は大事だし、覚えやすいだろう」
「まぁアミさんは忘れていたみたいですけど、確かに覚えやすいですよね」
「語呂合わせなんて、一夜漬けの時だけで十分よ」
「まぁ覚えていても、その通りに行動できなきゃ意味がないんですけどね」
「だから避難訓練して、すこしでも備えているんだが」
「つまり、ヒナがアイドルらしい語尾にするんは普段から訓練が必要って事ね」
「そんな訓練はしませんよ」
「まぁ訓練しても、本番でボロでそうよね」
「それはさておき、そろそろ時間か」
「今回はアミさん最後に一言おねがいします」
「避難訓練って先生が何時間目にありますっていうからほとんど意味ないと思うわよね」
「あぁ心構えできますから、まぁある意味、訓練にはなりませんね」
「確かにそうかもしれないな」
「それじゃあまた次回」
