よなべにはラジオを聞いてみるのもいいんじゃないかの47回目のラジオ
「47回目のラジオですね」
「この時間帯にやるとおなかすくわよね」
「今、深夜ですからねぇ、食べると太るとかありますが、それよりなにより眠いです」
「あぁそれもあるわねぇ」
「本来は、早寝早起きが好ましいのだがな」
「ナナさん、なんでこんな事になったんでしったけ?」
「ネタに行き詰って、深夜にやればっていうアイディア採用しちゃったのがまずかったな」
「夜中に重要な事を決定してはいけない見本ですね」
「眠い、空腹というだけで、昼やるのと変らないですね」
「まぁ気合を入れて頑張るか」
「それで、今回のテーマはどうするの?」
「下駄箱にでもする」
「私はそのテーマでもいいが、ヒナはどう思う」
「いいんじゃないですか?」
「じゃあ下駄箱でいくか、アミ何かエピソードあるのか」
「下駄箱っていったらあれよね、マンガとかでよくあるラブレターね」
「ラブレターか、確かに漫画とかでは、よくみかけるな」
「まぁ実際となると怪しいけどね」
「あぁ8割はいたずらですからね」
「残りの1割が手違いで、残りの1割が本気のものよね」
「アミ。その統計はどっからくるんだ?」
「ナナそれは、まぁあくまでイメージよイメージ」
「それにしても、下駄箱のラブレターって入れる人ってハードル高いですよね」
「そう?」
「だって、玄関口ですから人通りは結構多いわけですし、見られないように置くのきつくないですか?」
「確かにそう考えると、入れるタイミング難しいわよね」
「朝早くとか、放課後遅くまで残るとか人どおりが少ない時間だったら確実じゃないか?」
「まぁでも、それを乗り越えても心無い人が、意地悪で捨てたりするんですよね」
「なんか下駄箱で確実には渡せない気がするわね」
「確実に渡したいなら、手渡しですね」
「手渡しできないから、下駄箱に入れていると思うんだがな」
「ヒナは、なんかそんな甘酸っぱいできごとないの」
「勝手にラブレターを書かれて、下駄箱に投稿されたことはありますね」
「甘酸っぱくないわね」
「アミさん私、ふられましたからね私は何もやっていないのに、バツがわるかったですよ」
「それは災難だったな」
「まぁ流石に度がすぎていたんで、いたずらした人突き止めて、一発なぐりましたけどね」
「多分、そんな事しているから敵が増えるんじゃない?」
「増えていませんよ、元々敵みたいなものですから」
「それは、それでどうかと思うぞ」
「まぁ私も悪戯で友人に偽ラブレターを出して、隠れて反応をうかがったりしたけどね」
「暇だったんですね」
「友人とはいえ、そういううのは良くないと思うぞ」
「まぁ下駄箱でいたずらするのは、基本みたいなものじゃない?」
「とんだ基本もあったものだな」
「私の悪戯は可愛いものよ」
「確かに、下駄箱の靴とか隠されるとかよくありましたからね」
「あぁ結構な頻度で、そういう話聞くな」
「人目につかなければ簡単に靴とか隠せたりしますからね、ダメージ大きいですよ」
「そういう事をしないような自制心とかを学んで欲しいがな」
「まぁ全然、甘酸っぱくないヒナは置いておいて、ナナは何かないの下駄箱のエピソード」
「そうだな、恥ずかしい話ならあるな」
「誰かにラブレターもらったとか、そういう感じ?」
「いや、学年ごとに下駄箱が決まっているんだが、新学年の時旧学年の下駄箱の前で靴を脱ごうとした」
「あぁ確かに、あるわねそういう時、一瞬戸惑うのよね」
「見知らぬ靴があったときは、誰かが間違えたのかと思ったりしたな」
「それは結構ありますね」
「まぁ新学年で、多少緊張していたり、習慣とか原因はあるんだろうがな」
「それこそ、誰かのいたずらを疑っちゃたりしますよね」
「さて、そろそろ時間だな、今回最後の一言をヒナ頼む」
「靴を隠されるような人に届くラブレターは大抵悪戯だと思うので注意してください」
「確かにそんな感じがするわね」
「皆に下駄箱に綺麗な思い出があることを祈りたいな」
「それでは、また次回」
「結局夜中にやっても、あまり変らなかったな」
「眠いだけでした」
「おなかすいたわね」




