波乱もない第4回
「第4回目ですね」
「あぁようやく、決まったな私たちのアイドルグループの名前」
「そういう意味では、記念すべき回なのかもね」
「まぁ何もない通常の4回目なんですけどね」
「ヒナ、そういうことは黙っていてよ」
「まぁとりあえず、私たちのアイドルグループの名前を発表するか」
「そうですね私たちのアイドルグループ名はひよなみとなりました」
「ようやく決まった感じだよね」
「そうですねぇ、まぁ決まったからといって何か変わるかといえばあまりかわらないですよね」
「多少気が引き締まる思いにはなったぞ」
「ナナは真面目だよね」
「そうか?まぁそれより今回は何について語るか」
「そうですねぇアミさん何かありますか?」
「えぇ、じゃあ黒板でどう?」
「最近はホワイトボードでやるところもあるそうですね、タブレットとか」
「まぁでも私のところは黒板だったよ」
「私もだな」
「黒板のエピソードというのはやっぱり落書きですかね」
「相変わらず定番だねぇ、でも確かに落書きしたわ」
「落書きか、たまにあったな、授業の邪魔だったのですぐ消したが」
「ナナはすぐ消しそうだよね、私は相合傘とか書いて、見て楽しんでいた」
「あれ、やられるほうはこっぱずかしさで学校休みたくなるレベルですよ」
「下手したらいじめだな」
「あぁまぁね、まぁやっている本人は楽しんでいるから」
「悪魔のような奴だな」
「いや、私悪魔だから」
「悪魔といえば、黒板をひっかく音ですよね私あれ駄目です」
「あの音は慣れないな」
「私はどっちかっていうと平気かな」
「他になにかエピソードあります?」
「黒板消しをドアにはさんだりして楽しんでいたわね」
「あぁあれ、でも引っかかるのは稀じゃありません」
「確かに気づかれやすかったわね」
「ドアが中途半端に開いているしな」
「そういう時は、ターゲットとおしゃべりしながら入ると割りと引っかかってくれたわよ」
「アミは本当にロクな事をしていないな」
「いやいや、これ結構普通のエピソードよ、ねっヒナ」
「そうですねぇ、余り仕掛ける人はいませんでしたね、幼い感じがしますので」
「今、なんで体みたのヒナ?」
「なんでもないです、見てないです」
「見てた、絶対に見ていた」
「見た目どおりだな、なんて思っていません」
「思っているじゃない、後で覚えていなさいヒナ」
「えーさてそろそろ終りますか」
「そうだな、そろそろ昼ごはんの準備をするか」
「はいはい、じゃあヒナ一言で今回のまとめね」
「黒板は悪魔の遊び道具でした。はい、また次回」