肝試しって肝を試したところで、誰が得するのだろうかの38回目のラジオ
「とりあえず38回目のラジオですね」
「今回ゲストがいるのよね」
「はいにゃん、ゲストですにゃん」
「ゲストのミケらんだ」
「今回は、肝試しの発案者という事で、来たのよね」
「まぁそれもありますにゃん」
「それしかないですよ」
「楽しそうな事するのに、にゃんで呼んでくれないにゃん」
「えー呼ぶ意味が分かりません、ねっアミさん」
「何で、そこで私に振るのよ」
「まぁ落ち着け、それでどうする肝試し」
「一人、一人行けばいいんじゃないですか?」
「それ何が楽しいんですかにゃん」
「まぁそうなりますよねぇ」
「一人、帰ってくるのを待つ間に此処で待機するのも時間の無駄のような気もするしな」
「まぁBGMの音楽をかけるという作業があるけどね」
「楽だなそれ」
「まぁでも楽しくはないかも」
「それより、どうする本当に私とナナは此処でラジオしておく?」
「いや、体験しましょうよ」
「そうにゃん、仲間はずれみたいにゃん」
「じゃあ2人ずつ行くか、全員で行くかだな」
「ゲストだけいかせるという手もありますよ」
「私だけ、仲間はずれはやめて欲しいにゃん」
「まぁ適当に分けるならクジでも引く?」
「その前に、悪魔のアミさんと組んだら幽霊的な何かがやって来るとかあります?」
「そんな特性は私は持っていないわ」
「天使だからといって近付かれないというのもないな」
「あぁいうのは、それなりの装備とか経験とか必要だし、もしくは運よね」
「お二人は何のためにいるんです?」
「少なくとも肝試しのためじゃないな」
「それを聞いて安心しました」
「ヒナ、もしかしてこういうの苦手だったり」
「苦手ではないですよ、好きではないと言うだけです」
「それはつまらないわねぇ」
「まぁとりあえずクジ作りますか?」
「ゲストの指名で、ヒナとミケらんという選択肢もあるわよ」
「後は先程行ったように全員で行く選択肢だな」
「まぁむしろ全員でいったほうが言いと思いますよ」
「何故ですにゃん?」
「2人に分けた場合、この学校に住んでいる私達3人のうち一組はできるので、さほど怖くないんですよ」
「なるほどですにゃん」
「なら全員でいくか」
「そうね、4人でいっせいに周ったほうが時間的にも短くてすみそうだし」
「じゃあ決まりだな」
「ところで、回ったほうがいいポイントって何かあるのかにゃん」
「トイレは早めに済ませたほうがいいですよ」
「それはどっちの意味にゃん?」
「肝試しするまえに行ってきたほうがいいかもですね、定番的に」
「一人で行動すると、何か良くないものに遭遇するのは定番よね」
「それなのにさっき一人で行かそうとしたのかにゃん」
「落ち着け、ミケらん」
「あぁでもミケらんの言うとおり、なにかポイント決めて回ったほうがらしいですかね」
「校舎一周で、いいとおもうんだがな」
「結構広いわよ、時間がかかるしね」
「そうか、なら何か行きたい所はあるのか?」
「理科室、保健室、体育館、女子トイレとか後は音楽室ですかね」
「まぁ定番といえば定番よね」
「後は図書室とか、屋上とかも結構多いにゃん」
「それ、やっぱり校内一周とほぼ変らないんじゃないか」
「いや、むしろ恋愛シュミレーションと似ている気するわね」
「女子トイレは流石にないでしょ」
「肝試しなのに、怖さが半減するにゃん」
「まぁそろそろ肝試しに行くとするか」
「それじゃあミケらん、意気込みを頼む」
「肝試しの意気込みって何にゃん?」
「まぁ意気込みも減った暮れもないわよね」
「迷子にならないとかですかね」
「それ、肝試し関係ないにゃん」
「一人だけ行方不明と言うのも定番よね」
「それもある意味仲間はずれにゃん」
「とりあえず、また次回」




