プール掃除と肝試しの合間に37回目のラジオ
「腕がパンパンになりそうですよ」
「まぁ声には影響ないだろう」
「ラジオですもんね」
「いや、体力には影響があるわよ」
「しんどいですよね」
「コレ、子供より大人になってからのほうがつらいきがするわね」
「またまた、今も子供みたいなものじゃないですか」
「ヒナ、後で覚えておきなさい」
「とりあえず、37回目のラジオだな」
「今回のテーマはなんですか」
「無論、プール掃除だ」
「結局プールに入れてないのよね」
「正しく言うならプールで泳げていないですね、プールの中には入りましたし、最悪でしたけど」
「そこまでではないだろう」
「すべりやすくて怪我しやすい、掃除する広さに絶望的になりますからね、しかも掃除が終っても入れないと言う何も得はしない点だけで、拷問だと思いますよ」
「その割には、アミは楽しんでいたと思うが」
「あぁ笑った、笑った、大分こけたりしてたからねヒナともう一人」
「あれ、私にむかってわざとこけているんじゃないかと思ってきますよね」
「まぁミケらんも悪気があったわけじゃないだろうし」
「あったら、殴ってますよ」
「まぁまぁ、お互い大きな怪我なくてよかったな」
「打ち身とかはしましたけどね、いまだに痛いですよ」
「まぁ体操着とかもやっぱり濡れたわね」
「わざと水かける人がいましたからね」
「凄く楽しかったわ」
「掃除であんまり悪ふざけすると怪我をするぞ」
「まぁその前に転んでいたから、多少濡れてもいいかなって」
「多少どころかずぶ濡れですよ」
「やっぱり水着で掃除すればよかったんじゃない、濡れても平気でしょ」
「水かけられるためじゃないんですよ、水着って」
「まぁ終ったんだしさ、いいじゃない」
「プール掃除は意外に楽しかったわね、普段しないところだとなんかテンション上がるわ」
「ミケらんも結構はしゃいでいたな」
「はしゃぐからこけたんじゃないんですかね」
「子供みたいね」
「アミさんが一番はしゃいでいましたよね」
「プール入らなくてもテンションがあがるって初めて知ったわ」
「さて、そろそろ終るか」
「そうねミケらんが寂しそうにこちらを見ている」
「いや、夜のラジオにはでるからいいんじゃないんですか」
「肝試し中は、私とナナがラジオ放送を校内でながしとくわ、もしくはソレっぽい曲かけるし」
「わざわざありがとうございます」
「お礼なんていいのよ」
「皮肉です」
「知っているわよ」
「じゃあ今回のまとめをアミ宜しく頼む」
「プールのヌメッとしたのって、コケ以外に虫の死骸とか体液関係していたらぞっとするわよね」
「何で今いうんですか」
「まぁ多分ないとは思うがな」
「肝試し前にぞっとした?」
「もういいです、はいまた次回」




