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第3回のラジオです

「さて第三回目のラジオ放送です」

「何も朝やらなくてもよくない」

「そしてこれ、毎日とるんですか?」

「いやそもそも予定ないからな私たち」

「アイドルとして、女の子としてそれはどうなんでしょう」

「それで、3回目は何を話そうか?」

「朝の学校にちなんだものって何かあります?」

「朝の学校あんまり思いつかないね、ナナは?」

「朝の活動といえば、朝の挨拶運動というのを私はやったな」

「挨拶運動ですか、私のところはなかったですね」

「朝の挨拶ねぇ、じゃあ今回は朝の会とか朝礼にする?」

「朝礼といえば校長先生の話が長いのは定番ですね」

「長いと感じるのは興味がないからではないか」

「いや、子供からしてみれば興味のない話というのは変りませんよ」

「教訓とか入っているいい話だぞ」

「それでも長ったらしいのよね、あれ悪魔の校長でも長いし、長いのは全国共通かもね」

「そもそもお前達長いというがちゃんと話を聞いていたのか?」

「隣の子とおしゃべりしてたわ」

「あぁそうですね、昨日みたテレビの話とかしてました」

「報われないな校長先生も」

「あぁでもよく考えたら校長って挨拶の時ぐらいしか見なかったわね」

「校長先生はまだましですよ、教頭先生なんかみないですし」

「教頭先生か、確かにお世話になった記憶がないな」

「ナナでさえそうなんだから、教頭って何しているのかしら」

「校長室はあっても、教頭室っていうのはないですからね」

「あーそもそも教頭って役職なんのためにあるのナナ?」

「私もよく分からないな」

「テレビドラマとかだと、校長の椅子をねらうポジションか、校長のコバンザメですかね」

「まぁ、本当教頭って不思議だわ」

「教頭先生って朝礼の時なにをしているんですかね」

「あぁなんかイメージないし、サボっていてもばれないわね」

「さすがにサボるという事はないだろう」

「まぁ教頭が何をやっているかなんてどうでもいっか、この話題飽きてきたんだけど」

「そうですねぇ」

「朝礼でのエピソード他にないのか?」

「私はないわよ、ヒナは?」

「私朝礼の時に犬とから乱入すると皆そっちに意識いっちゃうのはなんででしょうね」

「それ、退屈な授業の時もあるけどなんだろうね」

「確かに犬がくると誰かが騒ぎ出して一時中断するのはあったな」

「犬って見慣れているはずなんですけどね」

「犬のほうが興味あるって事じゃないの?校長の長い話よりは犬のほうがいいんでしょ」

「校長は犬に負けるのか不憫だな」

「いや、その犬より存在感がだせない教頭先生のほうが、かわいそうです」

「あぁでも犬は集団生活においてランク付けするから確実に犬の下に教頭と校長は入るわね」

「さて、そろそろ話題もつきたし切り上げるか」

「あぁじゃあ今回ナナさんが朝礼について一言おねがいします」

「校長先生の話は後々ためになる、きちんと聞いてあげよう」

「まぁもう学生じゃないと聞けない話ではあるわよね」

「それじゃあまた次回の放送をお楽しみに」



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