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にこやかに過ごす25回

「いやぁもう25回目なんですねこのラジオ」

「そうねぇ早いような、遅いようなそんな感じよね」

「まぁ放送されているという事を一切聞いていないので、多分放送されているかはしりませんがね」

「まぁそういうな、多分次の次ぐらいにはゲストがくるから」

「うわぁ楽しみですね」

「すでに棒読みねヒナ」

「まぁいい、それでゲスト発表ってやったほうがいいのか?」

「どうせメールも来ませんからしなくてもいいと思いますよ」

「そうね」

「いや、流石にしないというのもどうかと思うぞ、ラジオとして」

「そうですねぇまぁ次回のラジオでいいんじゃないんでしょうか」

「おぉもったいぶるわね」

「まぁそれでもいいか」

「さて、今回のテーマどうするか」

「アミさんの企画はどうですか?」

「あぁパス」

「パス2回目ですね、後1回ですよ」

「わかっているわよ」

「ヒナは何かテーマあるか?」

「あぁ家庭科というのはどうですか?」

「家庭科かいいんじゃないか」

「そうね女子っぽくて」

「まぁアミさんのいう女子っぽいかどうかは分かりませんけどね」

「ボタン付けとか繕いができれば女子力高そうに見えるし、図工とかよりは役に立つわよ」

「まぁ裁縫に料理とありますからいわば花嫁修業ですよね」

「そうなると男子のやる気が削がれるな」

「単身赴任とか独身修行と思えばいいんじゃない」

「いやな授業になりそうですね」

「まぁでも家庭科は生活に密着しているし、授業内容を家で復習とお手伝いもできるな」

「ナナさんは真面目ですね」

「そうか?普通だと思うがな」

「ヒナ、あんた家庭科で学んだのを生かしてた?」

「小腹がすいたらレンジでチンしたご飯に卵かけて食べてました」

「それぐらい横着しないで焼きなさいよ」

「そういうアミさんはどうだったんですか?」

「流石に卵くらい焼いてたわよ」

「へぇさすが食いしん坊」

「なんでそうなるのよ」

「調理実習楽しみだったでしょ?」

「まぁ楽しみだったけどね」

「ほらやっぱりアミさん食いしん坊ですよ」

「ヒナあんたもそうでしょうが、でも調理実習と言えば班わけがあったわね」

「班のメンバーによっては、食べられるものか食べられないものに変ってくるからな」

「あぁそれ分かります、酷い事になる班がいましたね、ご飯だけたべて作ったおかずに手をださないとか」

「最初は罵りあいをするわね、誰々のせいだとかあったわね」

「あまり残すと怒られたりしましたね」

「まぁそれでも皆でわいわい言いながらつくるのは楽しかったがな」

「そうですね、味より心みたいものですね」

「まぁそれでも私は味を優先させたいけどね」

「台無しだな」

「まぁでも実際一人暮らしすると、安定するインスタントラーメンとかに頼りますよ」

「そうそう」

「だからお前達が作ると、インスタントラーメンやサンドイッチが多いのか」

「あぁでも人並みに作れますよ私は」

「ちょっとヒナ、まるで私が作れないみたいな言い方やめてよね」

「じゃあなんで作らないんですか」

「面倒だからよ」

「その気持ちは分かります」

「あぁもういい、大体わかった」

「おっとそろそろお時間ですか」

「それじゃあ今回ナナがしめてね」

「初心に帰って家庭科室で皆で調理するぞ」

「面倒な」

「まぁでも楽しそうだから良いんじゃないですかアミさん」

「はいはい、やりますよ」

「それではまた次回」



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