22回の放送でも遅すぎる事は無いはず
「さてと22回目のラジオですね」
「あぁそうだな」
「どうかしたのナナ、いつもより眉間に皺よっているわよ」
「いつもよりは余計だ」
「なんか難しい顔していますね」
「そうだな、何かを始めるのに遅すぎるというのは無いと思うんだが」
「まぁ取り返しがつく段階だったらそうですよね」
「何かを始めたいって事?また厄介な思いつきやめてよね」
「メールが来たときの想定をしようと思う」
「それ以前私がメールを送りましたね」
「そうね、まぁあれ以来やっていないけど」
「それがまずいような気がするのだ」
「今更ですね」
「どうせなら新しい事すれば?」
「新しい事か例えばどんなものだアミ?」
「あぁ何かの宣伝するとか?」
「なんの宣伝ですか?」
「そりゃあ私たちのアイドルとしての宣伝?」
「アイドルとしてですか」
「なんか写真集とか歌とか?」
「そんな仕事きていないだろう」
「きたと仮定したらでいいんじゃない」
「仮定の宣伝というのもまた虚しいですね」
「じゃあヒナ、何かアイディアある?」
「アイディアなんて急に言われても思いつくわけないじゃないですか」
「急じゃなければ思いつくの?」
「アミさん、そうやって私だけ考えさせようとしていませんか?」
「あたり」
「いやですよ、何を軽く言っているんですか」
「最近やる気に満ちあふれているみたいだから、丁度いいかなって思っただけよ」
「皆で考えましょうよ」
「そうだな、私達の番組なんだから私達で考えるべきだろう」
「はいはい」
「それより、そろそろ今回のテーマ何か喋りませんか?」
「そうだな、何か喋りたいことあるか?」
「そうね、今回は職員室はどう?」
「アミさんいっぱい思い出がありそうですね」
「ヒナ、後で話あるからね」
「職員室か先生方が待機する場所だな」
「学校によっては、学科ごとや学年ごとにあるわね」
「先生もそこには私物がありますよね、私フィギュア飾っているのみた事ありますよ」
「先生はそこらへん自由な場合あるわよね」
「先生はストレス解消のため、自分が過ごしやすい空間を作っていると聞いたことがある」
「あぁなるほど、アミさんみたいな生徒とか大変そうですものね」
「悪魔が多かったからそれなりに慣れているんじゃない?」
「まぁでも私物といっても、小難しい本とかも置かれていたりするしな」
「辞書とかデフォでありそうですしね」
「職員室といえば、お茶とかお茶菓子あるわよね」
「業者とかの来訪とか保護者への対話あるからな」
「ソファーとか置いていましたから、てっきりくつろいでいるのかと」
「仕事の息抜きだな」
「タバコとかの匂いとかする事もあったわね」
「あぁありましたね、こう考えると本当にくつろいでいますね」
「先生方は、授業要綱とか宿題のチェックとかしているからくつろいでるわけではないぞ」
「まぁ実際に大人が集団で集まっているところに生徒一人で行くと圧力が凄いわよ」
「怒られる時だと更に圧力がさらに倍増ですしね」
「確かに、怒られているわけでもないが、職員室ではなにか圧力があるな」
「まぁ仲のいい先生とおしゃべりしている強者もいますけどね」
「そうだな、たまにいたな」
「そろそろ、終わりの時間じゃない?」
「確かにそうだな」
「じゃあヒナ、シメをお願い」
「先生も学校に私物をもちこまないでください」
「まぁ生徒からの没収品を、横領している先生もいたりするわよね」
「それは一部の先生だ」
「それではまた次回」
 




