べつに月は見ないけど誰かがいない席は見る十五回
「第十五回ね」
「そうだな十五回目だな」
「なにか思うことはない?」
「そうだなこれからもコツコツと続けていければいいと思う」
「今日はメールがあるのよね、何々はじめましてヒナヒナと言います、いつもラジオ楽しく聞いています」
「まだきていないだろう」
「まぁ初のメールになるんだからきっと予想より凄いもの送ってくるわよ」
「そうだな」
「期待してまっているわ」
「さて今日は何を話そうか」
「そうねぇあんまり会話が弾んでいないわね大丈夫かしら」
「大丈夫だ、じきに会話は弾むさ」
「そうだといいわね」
「あっメールが来たぞ」
「このラジオに初めてメールしますとでも書いてあるの?」
「いや、相変わらず酷いラジオですねとある」
「ヒナがいたらもっとひどくなるな」
「酷いってどこがだろうか?」
「あぁハードルあげたところじゃない?」
「あげたか?」
「いやさっき予想よりすごいの送ってくるとかいったくだりだと思うわよ」
「あれはできると思ったからだ」
「あんたはボケかどうか分かりづらいわね」
「そうか?」
「そうよ、ところで今回はどうする?」
「ヒナはメールで今の状況送るというのはどうだ?私たちは体育で話をするから」
「あぁいいんじゃない?」
「とりあえず体育の思い出を私が話すか」
「あんた一瞬ヒナの席見たでしょ」
「まぁな癖というのは恐ろしいものだ」
「癖といういより慣れでしょうね」
「そうかもな」
「さて体育の話あるんでしょ」
「体育の時間なんだが、基本的に走るだろ?」
「そういえば走る授業が多いわよね、マラソンに100M走、バスケにサッカー」
「おおよそ走るというのであればもういっそのこと走る授業だけでいいと思うときがある」
「いやよ、そんな拷問じみた時間」
「そうか走っていると気持ちがいいからなこう気分が研ぎ澄まされる気がする」
「それ一種の快楽をもとめているってこと?」
「健全な話だ」
「不健全な話にしようとしているのよ」
「お前と言う奴は」
「まぁでもたまに体を動かすのは気持ちいいわよね」
「たまにでなく、きちんと体を動かしていく事もアイドルとしても重要だぞ」
「はいはい、それは健全な話よね」
「それ以外どうとらえるのだ」
「ちぇ面白味がないわね」
「面白い話ではないでがな」
「ラジオなんだから楽しい話をしなさいよ」
「楽しくなかったか」
「それは人によるんじゃない?」
「確かにな」
「ヒナそろそろ終るけどメールできた?」
「もう少しエピソードはないのか?」
「あるけど」
「じゃあそれの後でいいじゃないか」
「体操着の意味を私は問いたいのいのよ」
「体操に適した服だろ」
「中学生高校生とかならわかるのよ、制服を着るところが多いからただ小学校で制服はないでしょ」
「あるところにはあるがな」
「まぁ大抵私服じゃない?」
「そうだな」
「私服で外出先で遊ぶ事なんて多々あるんだから、体操着の汚れって余計に洗濯物増やしているだけだと思うのよ」
「あぁ一理あるな」
「そう考えると結局体操着ってその手の格好が好きな人が考案したのかと思うわよね」
「それは飛躍しすぎだろ」
「まぁ体操着って結局意味があるのって思うわよね」
「あっメールが来たぞ」
「なになに」
「イタイ」
「私がイタイって事?」
「いやイス傾けてこけたんじゃないのか?大丈夫か」
「あぁたまにいたわねそんなドジをする奴」
「さてそろそろ終るかな」
「そうね今回はヒナがいない分多く喋りすぎたわ」
「私もだ」
「それじゃあまた次回のまえに今回のまとめをナナどうぞ」
「体育は健全な授業だ、いかがわしい事を考える授業じゃないぞ」
「逆にいかがわしいのは気のせいね」
「また次回」




