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ゆるりゆるりと第6回 

「さて第6回目ですねこのラジオ」

「ヒナ、今回のテーマはどうする?」

「席でどうですか?」

「席といえば、席替えよね」

「そうですね、あれ結構楽しみでした、人気の席とかありましたしね」

「人気の席?」

「あれ、ナナさん知りません?」

「私はどの席についても真面目に授業に取り組んでいたからな、まぁそういう意味では一番前がよかったか」

「それ結構不人気よ、私の場合は後方特に隅がよかったわね」

「私はそれに加えてさらに窓際とかならなおよかったですね」

「何故だ?」

「授業中寝たり、不真面目にするんだったらその席のほうが都合がいいのよ」

「そうですね、窓際だったら外とかみれたりしますし」

「先生はそういった生徒の動向は知っているから無意味だと思うぞ」

「言われてみれば、生徒に人気ってことは先生知っていますよね」

「うわぁ意地が悪いわね先生たちも」

「いや、ほほえましく見ていただけだと思うぞ」

「そういうところが意地がわるいっていっているの」

「まぁ、それでも席替えは楽しみでしたよ」

「席といえば、学年の初めにあてられる机には色々彫られていたり、落書きがあったな」

「あぁあったし、やったわ」

「彫刻刀とかつかう機会あるとやってしまいましたね」

「本来はいけない事だが、かかれてあるのを見ると歴史を感じるものだしな」

「そうそう」

「あぁでも私の机年号が書かれていたりして、カンニングの痕跡がありましたね」

「それは、確たる証拠だな」

「そうとう切羽詰っていたか、気づかれない自信があったのかのどちらかよね」

「まぁ友達いないひとなら後者ですよね」

「ヒナ、見知らぬ人に容赦ないわね」

「書かれてあるせいで、私が疑われかけたんですよ」

「あぁそれは災難だったな」

「そう?ある意味助かったりしない?」

「わざわざ見ませんよ、覚えやすい年号だったんですから」

「あぁ、それは残念ね」

「いやカンニングはいけない事だからな」

「そういえば隣の席とか近くの席に誰がなるかも重要だったよね」

「あぁ友達とか離れると結構つらいですね」

「確かに仲間はずれみたいな感じだったしな」

「そういうとき目が悪いとかいって交代したりしたわね」

「あぁありますよね」

「後ろの席で目が悪いって、前の席がいいだろう」

「いや、そこは不思議と視力悪くなったりよくなったりしてたのよ」

「まぁ嘘ついて交換する人もいましたしね」

「席一つでそこまでするか」

「まぁ好きな人の隣になるためには色々したわ」

「アミさんらしいですね」

「あんたもしていたクチでしょヒナ」

「いえ、私基本的に席替えの運はよかったので」

「あっそ じゃあそろそろ一言をナナお願い」

「席についてやる事は勉強だぞ」

「また次回」

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