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赤の記憶
初投稿です!
あらすじから見ての通り文章能力皆無ですorz…
それでも「お前のks小説見てやんよ!」という寛大な心をお持ちの方は先へお進みください……
私の記憶は、幼い頃、雪の中の塊が深紅に染まっている所から始まる。
「………………。」
意識を失っていた私は今の状況が理解出来なかった。
ピチャリ…ピチャリ……
視点が定まらない私の目の前に何かがいる。紅い物の中を歩き、低いうなり声をあげて。
思考が停止している私は動く事ができなかった。
目の前のそれが勢いよく何かす鋭い物を振り上げたところで、
ザシュッ……ドサッ
肉が引き裂かれる音と共に崩れ去り、その後ろからは11~12歳位の男の子が現れた。
そのをじーっと見ていたら、その子はゆっくりと近づいてきて、私を優しく抱き締めた。
「…大丈夫……もう………大丈夫だよ。」
耳元で優しく囁くその言葉には不思議と安心できた。
そして何故か、その子の身体からは血の匂いがした。
嗅いだことがないはずなのに…わかった。
緊張していたのか、安心して私はそのまま気を失い、目が覚めたら大きな建物の一室にいた。