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58話 真摯に対応しよう


 いくら娘が柔らかい二つのマシュマロを持っていたとしても、ケーナの背後は石壁である。 結果的に挟まれる形になって衝撃に盛大に咳き込んだケーナは、空気を求めるために娘を無理やり引き剥がす。


「ごほっ、げふっ、ぜっ……ふっ、ま、マ~イッ、マ~イぃ~」

「あ、あははは……、ご、ごめんなさい御母様……」


 恨めしそうなケーナからの苦情を冷や汗を垂らしながら謝るマイマイ。 その後ろにポカーンと口を開けた騎士が三人立っていた。 それぞれが馬を引き連れて完全武装し、二人のやりとりを唖然として見ている。 『この場合その反応に当てはまるのは、マイマイの純粋な甘え方か、マイマイが自然にそういう態度を取る自分の方か?』と考えたケーナ。 しかし、騎士達の反応は予想の斜め上であった。


「騎士団長の恋人さんって、マイマイ先生のお母さんだったんですかっ!?」

「つまり昼ドラ的な横恋慕?」

「そこに驚くんかいっ! ……ん?」


 斜め上な騎士からの反応に突っ込み返したケーナは、その中に含まれていた妙な単語に気が付く。 彼女が問いただそうとする前にマイマイが騎士達を母親に紹介し始める。 


「行き先が危険地帯だって言うから、シャイニングセイバー殿に無理言って精鋭借りて来ました。 こちらの竜人族(ドラゴイド)の方が……」

「ヘラウです、よろしくお願い致します」

「御前失礼致します。 スフルトと申します」

「あ、アークです、どうぞよろしく」


 ヘラウと名乗った灰色の竜人族女性は巨大な両手剣を背中に背負いつつも、それを感じさせない静かな動作でケーナに頭を下げてみせる。 スフルトと名乗る茶髪碧眼のエルフ女性は、ドレスでも着込んでいるようにスカートの裾を摘んだフリで淑女の礼をケーナへ捧げた。 何故かどもりながらアークと名乗った黒髪黒眼のヒューマン女性は、慌てて胸に手を当てた姿勢を取り、ケーナへ頭を下げる。 そのラインナップを見て、マイマイがシャイニングセイバーに無理な頼み事をしたんじゃないかと判断したケーナ。 無言で娘の頬を抓った。


「ひ、ひたひれすおかはさは……」

「後でシャイニングセイバーから文句言われるの私なんだからね。 闘技祭で忙しいのに無理言うんじゃないの」


 そこまで断言できる理由は、ケーナが【サーチ】を使って女性騎士三名を調べた結果である。 ヘラウが百八十、スフルトが百九十、アークに至っては二百三十と言う高レベル帯な人物だった為だ。 明らかに三名ともプレイヤーか里子だと確定出来る実力者である。 とは言え【サーチ】を使用したケーナには、名前とレベルの他に所属国『赤の国』が表示されているアークがプレイヤー確定だ。 何よりも表示されたプレイヤー情報に疑問点があったので、そこに突っ込んでみる。


「ええと、アークさん?」

「は、はい! なんでしょうか、マイマイ様のお母様?」


 やたらとビビりまくりつつ、姿勢を正すアークと名乗った二十代くらいの女騎士。


「あのさ、アナタの名前に『漆黒の聖櫃』ってかいてあるんだけどー。 アークってのは通称? 本当はダークネス・アークとか、ジェットブラック・アークとかルビを振るんでいいのかな?」

「い、いいいやアアアアアアァァァッッ!?!? こ、こここ、この人、あたしのステータス見えてるううぅうぅぅぅっ!!」


 なにやらショックだったらしく、引きつった表情で頭を抱えて叫び、ヘラウの背後に逃げ込むと目と耳を堅く閉ざしてしゃがみ込んでしまった。 同僚二人はアークに気の毒そうな視線を向けると、目を点にしているマイマイとケーナに肩をすくめる。 


「まさかこんな所に御同輩がいたとは、灯台下暗しとはこのことね。 よろしく、アークさん」

「って、ケーナさんもプレイヤーだったんですかっ? え、あれ? じゃあこんなでっかい娘さんが……、ええっ!?」


 目を白黒させながら、疑問納得疑問驚愕と表情を変えるのに忙しいアーク。 ヘラウとスフルトはクスクスと微笑みつつ「アークちゃんはいつも通り可愛らしいですね」見守る形でいる。 どうやら仲間内でマスコット扱いされているようだ。


「それでいいのか騎士団……」

「まあ、三人共本来は王族の身辺警護がお仕事ですから。 偶には外回りってことで、運良く借りられました」


 「でっかい」扱いされても気にせずに三人について説明するマイマイ。 祭りの間は王族の身辺警護こそ重要じゃないのかと言いたいが、それに文句があるのなら責任者(シャイニングセイバー)が直接、通信なり苦情なり入れて来るだろうと思い、ケーナは気にするのを止めた。 ちなみにヘラウやスフルトがケーナの『プレイヤー』発言に何も言わないのは、彼女達自身が里子でその単語(プレイヤー)が二百年前に君臨していた自分達の主なり身内等を総称するモノだと理解しているからだ。 




 ケーナはついでに娘にも疑問を投げかける。


「ところで何で馬が三頭だけ?」


 女性騎士達が連れている馬はそれぞれが使用するのは分かる。 マイマイが何も連れていないのは、乗馬が出来ないから誰かと二人乗りするのか、そもそも乗馬を必要としないのか? マイマイは「御母様の召喚獣を当てにしてました」と、イイ笑顔で正直に告白した。


「他力本願にも程があるわ」

「はい、ごめんなさい」

「全然反省してるように見えないしー」


 眉をひそめるとぺこりと頭を下げる。 ケーナも廃都までの行き来については、飛ぶか召喚獣かの選択だったので特に怒るようなことはなく、二人のやり取りもただのじゃれ合い程度だ。 ヘラウとスフルトは仲が良い親子ですねと関心し、アークは首を捻って眺めていた。


「つーか、初めに聞くべきだったんだけど、なんでマイマイが?」

「あー、あのですねー。 丁度お城で関係者会議の時に居合わせまして、シャイニングセイバー殿に御母様が廃都の調査に行くと聞きましたので、つい同行者に立候補しました」


 どうやら王族も交えた毎朝の報告会に、シャイニングセイバーが独断でケーナにフェルスケイロ西側通商路使用の許可を出したと報告したらしい。 勿論、彼はケーナの実力の程を知っているから、これ以上の適任はいないと判断した。 しかし宰相と王が認めたとしても、それを面白くないと感じる輩はいるものである。 必然的に騎士を同行させて監視役をと言う声が上がり、それは実行に移されることとなった。 ただし人選は騎士団長に一任されたので、彼の裁量で今回のメンバーになったのである。 一応、マイマイの意見も汲んで。






「ほほう、弟さんに誘われてリアデイルを始めたと。 一年で二百レベルって、ずいぶんゆっくりですねー」

「オフラインのクエストとか街中のクエストとか、あんまり戦わないモノを選んでいたんで。 時々、弟の友人達とPT組んで狩りに出掛けるくらいでしたから」


「ぶーぶー」

 キュー

 ぴー


 ん年来の親友の如し、と言う呼び方が似合うように会話が弾むケーナとアークは、並んで先行する二騎。 それに続く三騎が、ヘラウとスフルトとマイマイだ。 マイマイが乗騎しているのはケーナが召喚した幸せの大イタチ様(イズナエ)である。 せっかく久しぶりに母親と会うのを楽しみにしていたマイマイは、思惑が外れて膨れっ面だ。 不満を口にするマイマイに追従して鳴いているのはイズナエと、ケーナを乗せたクリムゾン・ピグのぴーちゃん。 召喚出来る中に馬系のモノが居ない訳でもないが、馬具を装着していないので、クッション代わりにもふもふ毛皮を選択しただけである。


「と言うことは戦闘が苦手? 大丈夫かなあ、この先は危険地帯なんだけど。 場合によっては真っ先に避難してもらうけどさ」

「ええと、まあ、頑張ります。 苦手ですけど、出来ない訳じゃないんで。 メイン武器は弓なんで援護程度ならなんとか」

「わあ……、『突貫せしモノ(ハイパークロスボウ)』じゃないですか。 なんで所持してるんですか、こんな超レアモノ……」

「なんかクロスボウ作ってたら出来ちゃいまして」

「なんちゅー運のいい……」


 苦笑しつつアークが腰のモノを引き抜いてケーナに見せる。 細身の儀礼剣に見えたそれは刀身が半分に割れて銃身(弓部)となり、柄からグリップとトリガーが現れてクロスボウに形を変えた。 白銀に金のラインが映える美しい射撃武器で、威力はそこそこだがMP1点で矢が自動装填される上に連射も可能なチート武器のひとつだ。 クロスボウを作成する時に確率千分の一ぐらいで上位武器となるが、これは更にその上のランクで、確率一千万分の一と言う珍しい物である。 当時の競売価格で七百億ギルの最高値を記録した生産方面でのレア武器だ。 実際ケーナの覚えている限り、三年以上にも亘るゲーム生活の中でこの武器が競売を騒がしたのは二度だけである。 『スキルマスターと言えども造った人がいない』、というから相当なものだろう。


 ちなみにアークの名前がどうして黒歴史のようなものになっているかと聞いてみれば、ダンジョンで『名前を強制的に変更する罠』に掛かったらしい。 これは【能動技能(アクティブスキル):罠作成】の中に幾つかセットされている罠のひとつである。 数個の単語を登録しておき、罠に掛かったプレイヤーの名前を下品なモノから厨二的なモノにまでランダムに変更してしまう。 直すには一旦ログアウトして、自分のキャラクター設定画面から変更するしかない。 アークの場合は罠に掛かった日付が丁度『リアデイル』の最終日だった為、変更する暇もなくこちらに落とされたのだ。 この辺りはタイミングが悪かったと言うほかない。


「はあ、それでアークに改名したのね」

「あ、元々アークだったんで、そのへんは変わってないんですよ。 名前も弟に考えて貰ったものですし。 弟はもう廃人? とか言われてて、レベルも最高峰まで行ってるって話で。 呆れちゃいますよね」


 クスクス笑うアークにタラリと冷や汗を垂らすケーナ。 そんな話を聞いてしまうと、自分も廃人クラスだなんて言い辛い。


「あー、レベル最高峰なら私が名前知ってる人かも……。 なんて名前なんですか?」

「ええと、たしか……、タルタルソースとか言う美味しそうな名前の!」

「ぶっ!?」


 危うくぴーちゃんの背から転げ落ちそうになる。 世間は狭いと言うか、姉弟でこっちに来たのかと別の意味で呆れるケーナ。 そんなものはおくびに出さないようにしたが、見た目乾いた笑顔で「同じギルドでしたよ~」と告げるケーナ。 アークはパンと手を合わせて「なるほど~」と納得する。


「なるほど?」

「ケーナさんの名前に聞き覚えがあるなあって思ってたんですよ。 弟からお噂はかねがね~」

「……参考までなんと?」


 ビキリと額に怒りマークを浮かべ、聞き返すケーナ。 アークは気づいているのかいないのか、あっけらかんと答える。


「破壊魔だとか危険人物だとか聞いていたんで、ちょっと怖い人かと思ってましたけど。 やっぱり百聞は一見にしかず、ですよね」


 予想通りの答えに「やっぱりかー」と思いつつ、改めて正面から馬鹿正直に言われると、慣れてはいても腹が立つ。 怒りの鉾先はタルタロスことエクシズへ向かうが。 フレンド通信画面を開いてエクシズ宛てにメールを送る。 文面は『your sister 遭遇なう』だ。 黒い笑顔を浮かべて、どんどろどんどろと唐草模様の黒雲に覆われるケーナ。 ついつい漏れた「クックックッ」と言う底冷えのする笑い声に、隣も後もドン引きである。


 当初の予定はさることながら廃都に着くまでの間、始終この調子で彼女らは進んでいくことになる。 マイマイの不機嫌は野営でケーナと寄り添って寝たことであっさり解消した、とだけ言っておく。 足並みが乱れたのは廃都までの一日を残すところ、三日目の午後であった。











 ─── 辺境の村にて。



 『───!』


 宿屋の壁に映し出された大画面で王の闘技祭を開催する旨が述べられ、それまでシンと静まり返っていた闘技場を埋め尽くした観客によって大歓声が轟いた。


 どういった仕掛けすらも理解していない村人達は、映画館の音響並みのクリアな音声に釣られて歓声を上げる。 ここ数日は変わり映えのしない露店が大量に立ち並び、大勢の人が街中を埋め尽くす風景ばかりだったので、村人も見慣れてきていた。 朝になってから超満員の闘技場へ視点が移ったので、朝食を宿屋で賄う者からの知らせを受けた村人たちが詰め掛けたのである。 それを眺めているのは村人だけでなく、公衆浴場の噂を聞いて村へ立ち寄った旅人だったり、運良く通りがかった冒険者も混じっていた。


 そしてそのどちらにも当てはまらない者が二人、異なる表情で中継映像を眺めている。 片や仏頂面(見分けにくいが)の竜人族(ドラゴイド)、エクシズ。 苦笑しながら彼をたしなめることを諦めた相棒の女性、クオルケ。 二人がここにいる理由は、三日程前にケーナからエクシズへ送られた『your sister 遭遇なう』と言うメールのせいである。 返信しても同じ文面しか戻って来ないので、業を煮やしたエクシズはギルドの依頼で近くにいた事もあり、村に直接押し掛けた。 唐突に現れた知り合い二人はルカを大層喜ばせたものの、ケーナは不在であった。 エクシズが一方的に見覚えのあるロクシーヌ(タルタロス時代に会った事がある為)は、ルカが喜んでいる理由の二人を邪険な扱いはせずに『オプス様と行動を共にしている筈』と話した。


 藪を突ついて邪神が喚び出せるようなコンビに、エクシズはケーナ本人との対面を諦めたのである。 そこで初めてクオルケはエクシズから『姉がゲームにログインしていて、コチラに来ているかもしれない』話を聞くことになった。


「千百レベル二人の庇護下にいれば、何も心配は要らないんじゃないかい? そのお姉さんが二百レベル前後だったとしてもさあ」


 二人は知らない。 両方とも別行動をとっていて、片方は今まさに大人気ない真似をしようとしていることに。 片方に至っては大陸でも有数の危険地帯へ、四人のお供(あしでまとい)を連れて向かっている最中である。 今ここで姉のレベルを覚えている弟がそれを知れば、何を捨て置いてもすっ飛んで行ったであろう。


 画面内の闘技場ではプログラムが着々と進行していた。 現在行われているのは八人の出場者に拠る個人戦である。 個人戦と団体戦は出場枠が共に八個しかなく、参加者がそれを上回った場合は予選代わりのギルド依頼を早めに済ませた先着順になる。 逆に足りなかった場合は騎士団から幾人か補填されるという。 笑える話では過去に参加者が全く集まらなくて、騎士団内力量測定戦となった時代もあったとか。 今回は個人戦に騎士団から一人出場していた。


 午前中に個人戦の一回戦を四試合行い、午後には団体戦を四試合行う予定であるらしい。 個人戦、団体戦に参加する者は闘技場内外壁に設けられた席に常時待機している。 たいして興味を持っていないエクシズが良く見ていれば、そこに見覚えがある人物が視認できただろう。 画面前に群がる村人たちは、初めて見る緊迫した戦いの模様に目が釘付けである。


 村人たちは中継映像から目を離すのも惜しいとばかりに、そのまま酒場で昼食をとっていた。 毎日行わねばならない仕事を持つ者は少ないので、一部の村人以外はここに集まっている。 今、外から人が来ればゴーストタウンかと勘違いされそうな程に村は閑散としていた。 村門近くで堺屋直営店を営む一家ですら店を臨時休業して酒場に詰め掛けているのだ。 いかに普段娯楽が少ないかよく分かるものだろう。 万が一の為、ロクシリウスとロクシーヌは定期的に村をパトロールしている。 ルカを含む子供達は最前列の特等席で見物していた。


 エクシズが見逃していた人物が現れたのは午後の部が始まって直ぐ、団体戦第一試合のことであった。


 『―――東方、“くりーむちーず分隊” 西方、“荒鷲の砦”』


「「ぶううぅっっ!?」」


「あ、お兄……さん、と、お姉ちゃん……」


 司会者がPT名を読み上げた瞬間、エクシズとクオルケは同時に噴き出した。 現場でも、シャイニングセイバーとコーラルが同じような反応をしていたが。 闘技場内に設けられた左右の席からそれぞれ該当する人物が進み出ると、二分割された画面に二名と五名のPTが映し出される。 ルカがそこにオプスとサイレンを見付けて目を見張った。 泰然とした表情でコートのポケットに手を突っ込み、自然体で突っ立っているオプスと、その背後に静かに控えるメイド服姿のサイレン。 観客席からは野次等の馬鹿にした声が飛ぶ。


 『おいおい、五対二とかナメてんのかー!』

 『メイドが何の役に立つってんだよー!』

 『さっさと降参しちまえよー!』

 『お帰りはアチラだぜー、おのぼりさんよー!』

 等々、殆どが批判的なものばかりだ。


 この場で片方の戦力を正確に把握している二人と中継映像の向こうに居る二人、計四人はその野次を向けられた人物がブチ切れやしないか肝を冷やしていた。 



「ちょっ、おまっ、あの馬鹿何考えてやがる!」


 ドガタッ、とテーブルを叩き割りかねない勢いでエクシズが立ち上がるが、『なんでいきり立ってんの?』という不思議そうな視線を村人達から向けられて、渋々席に戻る。 そのままフレンド通信用画面を呼び出して、八つ当たり気味なメールをケーナへと送りつけた。 『お前の相方なにやってんだああああっ!!?』と。




 言うまでもないことではあるが、その試合はオプス&サイレンの圧勝に終わった。



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