1999年 6月 東京
シーン:1999年6月11日 東京 六本木 高級キャバクラ
(六本木の煌びやかな高級キャバクラ。豪華なシャンデリアが輝く店内には、スーツ姿の男性やドレスアップした女性たちが集い、リラックスした雰囲気が漂っている。松川永史は、ホステスに囲まれながらVIP席に座っている。)
(室内には特大のシャンパンタワーが設置されている、シャンデリアの光がタワーを輝かせ、店中が一層豪奢に彩られている。)
店長
「永史さん、お誕生日おめでとうございます!これはささやかですが、当店からのプレゼントです。」
(店長が松川に向かってシャンパンのボトルを差し出し、微笑む)
松川永史
「ああ、ありがとう。今夜は思いっきり祝わせてもらうよ。」
(シャンパンボトルを受け取り、豪快にシャンパンタワーに注ぎ始める)
(ホステスたちが「おめでとうございます!」と歓声を上げ、周囲に集まり、場が一気に盛り上がる。)
ホステスA
「すごい…さすが永史さん!」
(目を輝かせてタワーを見つめる)
ホステスB
「素敵すぎます!永史さんの誕生日、最高ですね!」
(うっとりと松川に視線を送る)
(シャンパンタワーが完成し、松川永史がグラスを掲げて一口飲んだ後、ふいに胸ポケットに手を伸ばす。)
松川永史
「みんな、今日は俺の30回目の誕生日だからな…」
(ニヤリと笑いながら、1万円札の束を何本も取り出す)
ホステスC
「えっ? 永史さん、それって…?」
(驚きと興奮の入り混じった表情で見つめる)
松川永史
「おら、持っていけ~。」
(松川永史は、手に持っていた1万円札を豪快にばらまき始める。店内中に飛び散る1万円札に、ホステスたちが歓声を上げながら必死に札を集める。)
ホステスたち
「キャー! すごい!」「永史さん、ありがとうございます!」
(床にしゃがんで必死に札をかき集めるホステスたち)
松川永史
「ははは、こんな姿もなかなか見ものだな。いい誕生日だ。」
(満足そうにホステスたちの様子を見ながら、余裕の笑みを浮かべる)
(店中が一層の盛り上がりを見せ、松川の成功と豪快さを象徴するような光景が広がる。彼の30歳の誕生日は、まさに豪華絢爛な夜となった。)
(シーン終了)




