表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/107

白酒

(リー氏(李先生)が手を叩くと、扉が開き、チャイナドレス姿の女性たちが笑顔で部屋に入ってくる。豪華な個室の空気が一瞬でビジネスから宴会へと変わる。松川永史とリー氏(李先生)はグラスを持ち上げ、白酒の飲み比べが始まる。)


リー(李先生)

「松川先生,今晚真係要挑戰你嘅酒量!」

(松川さん、今夜はあなたの酒量に挑戦させてもらいますよ!)


松川永史

「李先生,飲酒係放鬆既好機會,無需挑戰,只係享受就夠啦。」

(李さん、酒は楽しむものです。勝負ではなく、ただリラックスしましょう。)


(2人は次々に杯を重ねる。リー氏は自慢の酒の強さで食らいつくが、最後には酔いつぶれて机に突っ伏してしまう。)


リー(李先生)

「松川先生……你真係犀利……我輸啦……」

(松川さん……あなたは本当にすごい……参りました……)


(松川永史は余裕の表情で、酔い潰れたリー氏を見つめながらグラスを置く。)


松川永史

「我出去透下氣,維多利亞港嘅風涼快。」

(少し外の空気を吸ってくるよ。ビクトリアハーバーの風は気持ちいいからね。)


(チャイナドレスの女性の一人が松川に近づき、遠慮がちに聞く。)


女性

「松川先生,我可唔可以同你一齊去?」

(松川さん、私もご一緒してもいいですか?)


(松川永史は微笑んでうなずく。)


松川永史

「當然可以,走吧。」

(もちろん、行こう。)


(女性は嬉しそうに松川永史の腕に寄り添い、2人は笑顔で店を出ていく。)


(シーン終了)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ