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東京の夜景

(松川永史とあおいは、ザ・タワー・オブ・エクセレンシア本郷文京最上階のリビングから、東京の夜景を見つめている。窓の外には、キラキラと輝く夜の街並みが広がり、その中にいくつかのランドマークが見えている。)


あおい

「すごい…こんなに高いところから東京を見下ろせるなんて。あ、あそこ…あれが東大のキャンパスですよね?」


松川永史

「そうだね。さっき歩いた赤門や安田講堂も見えるはずだ。」


あおい

「東大って、こうして上から見ると意外と広いんですね。なんだか、あの中で自分が勉強してる姿が想像できないなあ…。」


松川永史

「きっとすぐに馴染むよ。あおいちゃんなら、東大の景色もよく似合うさ。」


(あおいは少し照れながらも、松川の言葉を噛みしめるように窓の外を見つめる。)


あおい

「…ありがとうございます。あ、あそこに見えるのがスカイツリーですね!さっき近くで見た時も大きかったけど、こうやって遠くから見ると、また違った雰囲気がありますね。」


松川永史

「そうだね。夜景になると、また格別だろう?東京の街が広がる景色の中で、スカイツリーがひときわ目立ってる。」


あおい

「ほんと、宝石みたいに光ってる…。」


(二人はさらに窓の外を眺めながら、お台場の方向にも目を向ける。)


あおい

「お台場の夜景も綺麗ですね。さっき見たレインボーブリッジが、こうして光って見えるなんて…なんだか絵みたい。」


松川永史

「レインボーブリッジのライトアップも、東京の夜景のシンボルだよ。向こうには羽田空港があって、ほら、飛行機が滑走路に向かって降りていくのが見えるだろう?」


あおい

「本当だ…ゆっくりと、光の筋が降りていくのが、あんな風に見えるんですね。なんだか、夢の中にいるみたい…。」


(松川が微笑みながら、あおいの言葉に静かに頷く。)


松川永史

「…あおいちゃんがこうして一緒に見てくれて、夜景もさらに特別なものに感じるよ。」


(あおいはその言葉に驚き、そして少し照れながらも、心が温かくなるのを感じる。)


(突然、玄関のインターフォンが鳴る。)


松川永史

「ああ、来たね。」


あおい

「…来たって?」


松川永史

「帝都ホテルの寿司職人さ。」


あおい

「えっ、あの帝都ホテル?まさか…」


松川永史

「そう、帝都ホテルの職人が、ここで握ってくれるんだ。今日は特別な日だから、用意してみたんだよ。」


(あおいは驚きで目を丸くし、そんな特別な時間を過ごせることにますます胸が高鳴る。)


あおい

「…松川さん、なんかすごすぎます…。夢みたい。」


(松川はまた優しく微笑み、あおいとともに玄関に向かって歩いていく。)

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