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勇気と巫女の八大地獄巡り  作者: 主道 学


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8-88

 氷のような冷たすぎる空気の洞穴を、提灯片手に歩いていると、シロが先頭へ歩いてきた。焦熱地獄まで、シロが道案内をしてくれているかのようだ。


 ああ。また今度は来た道を戻るのですね。


 ビュウビュウと前方から、吹雪く粉雪の道をひたすら歩くと、洞穴を抜けた後には、今度は恐ろしいまでの高熱が襲う。


 炎で身を焦がれるかのようだ。

 汗が滝のように体中から流れていく。


「シロ?」


 砂浜へ戻ると、シロが既に渡し船へ乗っていた。

 だが、シロが向く方向は、大焦熱地獄があるはずの洞穴がある崖の窪みの方ではなく。更に灼熱の海を進むような形だ。


「シロやい。シロは、どこかでもう一つの洞穴を見つけたのですね。確かにこの灼熱の中では、元来た道を戻るのはよくない……」

 

 私はオールを握ると、シロを信じた。


 火柱がまた上がった。

 

 今度のは更に更に大きい。


 熱もさぞかし酷いのだろう……。


 シロが向く。海に浮かんだ。まだ一度も来たことがない小島の沖には、確かに洞穴があった。


 殊更に大きい口を開いた。巨大な地への穴だ。


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